飯豊まりえ、女子高生監督ドラマに「すごく新鮮」

2017/10/06 04:12 Written by Narinari.com編集部

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CS放送フジテレビONE/TWO/NEXTは10月5日、第4回ドラマ甲子園大賞受賞作品「青い鳥なんて」の完成披露試写会と記者発表を開催。栗林由子監督(17歳)のほか、主演を務めたモデルで女優の飯豊まりえ(19歳)らが出席した。本作の放送は10月22日23時から。

ドラマ甲子園は、同局が演出家の才能発掘のため2014年より実施している企画。年1回、全国の高校生に広く呼びかけ、1時間のドラマ脚本を募集。大賞に選ばれた脚本は執筆者本人の演出で、プロのスタッフがサポートし、プロの俳優たちの出演で、テレビドラマとして制作する。今年は東京在住の栗林監督の「青い鳥なんて」が大賞に選ばれた。

栗林監督によりドラマ化された「青い鳥なんて」には、飯豊のほか、杉野遥亮、中村ゆりか、マキタスポーツらが出演している。

この日の記者発表で栗林監督は「大賞の知らせをいただくまでは今ここで自分が話していることは想像もできませんでした。この3〜4か月の自分の変化に一番自分が驚いています。最初はこれからどんなことが起こるんだろうとワクワクしていましたが、撮影が始まると自分の弱さとか考えの甘さを思い知らされて苦労しました。それと同時にドラマ撮影の醍醐味を味わうことができました。それはドラマ甲子園ならではのことだと思います」と挨拶。

飯豊は「監督が真っ直ぐだったので、まっすぐであたたかな青春ドラマができました。たくさんの方に観てもらいたいと思います」、杉野は「監督とみんなで一緒にものづくりをしている感じがすごくあって、僕にとって楽しい現場でした。この作品が皆さんに届くことがとても嬉しいです」とコメントした。

また、「女子高校生が書いた脚本はどう思った?」との質問に飯豊は「恥ずかしくて読めないってぐらいリアルな感じでした。高校生ならではの友達との距離感だったり言葉がすごく新鮮で面白かったです」「監督の意思がすごくはっきりしていたので、こちらが1で言ったら10で返してくれてイメージしやすかったです」と振り返った。

最後にドラマの見どころについて、飯豊は「高校生ならではなんですけど、一日にいろんなことがあって、高校生の時ってすごくキラキラしていて鮮度があるので、高校時代っていいなということを感じてもらえればと思います」とアピール。会見を締めくくった。


☆「青い鳥なんて」あらすじ

8月31日、夏休み最後の日。高校2年生の麻寺夏恋愛(あさでら・かれあ)は彼氏の水野海斗が浮気していると思い、別れようとしていた。同じ時、清楚なお嬢様の同級生・吉井なずなは、学年一の秀才・関谷紘一のことが気になっていた。

勉強していた紘一は図書館の外のベンチに“青い鳥”がいるのを見つける。ちょうどそこにやけになった夏恋愛が下り坂を自転車で駆け下りて来て、紘一とぶつかりそうになる。夏恋愛と紘一は青い鳥を預けるため、離れた町にある鳥の病院まで届けに行くことに。

それまでほとんど話したことのなかった二人だが向かう道中でお互いの事を少しずつ話し出す。海斗への想いに悩む夏恋愛と恋愛は無駄だと言う紘一は全く意見がかみ合わない。しかし、話していくうちに少しずつ互いに影響を受けはじめ、そこには友情らしきものが…。

一方、海斗にはなかなか夏恋愛に言い出せない事情があった。そんな高校生たちの“青い鳥”をめぐる夏休み最後の一日の出来事をリアルに描く。

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