ロマン・ポランスキー監督に新たな淫行疑惑

2017/10/05 07:20 Written by Narinari.com編集部

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「戦場のピアニスト」で知られるロマン・ポランスキー監督(84歳)が、1972年に当時15歳の少女に性的暴行をはたらいた疑いが浮上している。

ドイツ出身の元女優、レナーテ・ランガーさん(61歳)が、1972年にスイスのグシュタードで、ポランスキー監督から性的暴行を受けたとして訴えを出したことで、ポランスキー監督は現在、スイス警察により調査を受けているという。

スイス警察のクリュージ・ハンスペター氏は、ランガーさんが9月26日に警察の事情聴取を受けたことを認めている。

ランガーさんは事情聴取の中で、今年8月に“ロビン”とだけ名乗る女性が「16歳だった1973年当時、ポランスキー監督から性的暴行を受けた」と発表したことをきっかけに、自身の経験も社会に出す必要があると感じたと話していたそうだ。

ランガーさんは、これまでは今は亡き両親への配慮からこの事件を表沙汰にはしないと決断していたと説明しており、ニューヨーク・タイムズ紙には「私の母は心臓発作を起こしたでしょう。私は恥ずかしく、心が空っぽで孤独を感じていました」と語った。

8月に、“ロビン”さんはポランスキー監督が他の少女に対しても性的暴行をはたらいたことを、世界中に知らしめることで告白を決めたと語っていた。

実際ランガーさんはポランスキーの淫行被害者と名乗る4人目の女性。ポランスキー監督自らも、1977年に当時13歳だったサマンサ・ゲイマーさんと性的行為に及んだことを認めている。

しかしポランスキー監督は判決が出る前にアメリカから国外逃亡して刑罰を逃れており、アメリカの司法制度では逃亡犯として扱われている。

現在、ポランスキー監督の弁護団は、ゲイマーさんに対する罪で刑期を満たしたとして、監督に対する国際逮捕状の取り下げに向け動いているところだ。

ポランスキー監督は最近「私がしたことについては、もう終わっている。私は有罪を認めたよ」とコメントしていた。

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