トム・ヒドルストン（36歳）は、マーベル・シネマティック・ユニバースでまだロキ役を演じていることに驚いているそうだ。

これまで4作品で、クリス・ヘムズワース演じるソーの弟でヴィランのロキを演じているトムだが、同キャラクターがここまで続くとは予想していなかったと明かしている。

「僕がまだこの役を演じているなんて驚きだよ」
「最初にロキを演じた時には予想もしていなかった。最後に僕がロキを演じてから4年が経つけど、みんなが知るこのキャラクターを演じることやロキを新たな方向へと向かわせるよう努力することに大きな責任を感じているよ。ロキが本当に望んでいるものは何なのかを理解するのに6年か7年を費やしているんだ。権力、受け入れてもらうこと、どこかに属することなどロキが望んでいるものに近づいたと思ったら、方向を変えてしまうからね」
「ある意味、それがロキを興味深い人物にしている要因なのかもしれない。ロキはずる賢くて変身可能、気まぐれで生き残るためにはなんだってする。トリックスターでいたずらの神だからね」

日本で11月3日に公開される新作「マイティ・ソー バトルロイヤル」で同役を続投しているトムは、新作の撮影当初のことをこう振り返っている。

「今回の撮影で初めて衣装を着てメイクをしてウィッグをつけて鏡を見た時、『また会ったな』っていう感じで昔の友達に会ったような気がしたよ。また会えて良かったと思うよ。彼のことを知っている気がするからね」