ある特別なサングラスを誕生日のプレゼントとして贈られた男性。その時の様子を撮影した動画が先日YouTube（//www.youtube.com/watch?v=hqHlIRZnF38）に投稿され、「感動的だ」と話題を呼んでいます。

動画に登場するのは、ウィリアム・リードさんという男性。彼の66歳の誕生日に撮影されたこの動画には、玄関先に立つリードさんの姿が映され、ご家族らしき複数の声がバックに聞こえます。足元のプレゼントを示され、ちょっと照れ臭そうに手を伸ばして包みを開けるリードさん。何重にも包装された箱から、ようやくプレゼントの本体を手に取ることが出来たのですが、それは一見なんの変哲も無いサングラスでした。

リードさんは手にして、思わず「なんだこれ？」と呟いています。すると、家族は「いいから、かけてみて」。そして、言われる通りにサングラスをかけたリードさん、すぐにキョロキョロと落ち着きをなくしてしまいます。そんな彼に家族は優しく「ほら、風船を見て。私たちが見える色がわかるではずよ」。

実はリードさん、生まれつきの色覚異常で複数の色の判別をすることができません。家族がプレゼントしたのは、その色覚を補正し、色の識別がしやすくなるというサングラスだったのです。生まれて初めて見る色彩豊かな景色に、リードさんは体を震わせてしまいます。

何度もサングラスを目からずらし、またかけ直しては見える色を確認するリードさん。子供のように体いっぱいに感動している様子が伺えます。

この動画には「もらい泣きした」といったコメントが数多く寄せられ、賞賛の大きさから、メディアでも取り上げられるほどの話題となりました。