オリラジ藤森×前園真聖“人生の岐路”語る

2017/09/15 12:05 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾(34歳)と、元サッカー日本代表でタレントの前園真聖(43歳)が、11月22日にMovieNEXが発売される「カーズ/クロスロード」についての対談を実施。そのダイジェスト映像(//www.youtube.com/watch?v=eQiN6X2vM78)がこのたび解禁となった。

“クルマ”の世界を舞台に、圧倒的なスケールのアクションと、人間よりも人間らしいキャラクターによる“人生の岐路(クロスロード)”と仲間との絆を描いた本作。前園は、1996年のアトランタオリンピックにU-23日本代表チームのキャプテンとして出場して活躍し、Jリーグやブラジルリーグでもプレー、多くの観客を魅了してきたスター選手だが、「10代後半からオリンピックのときまでは、ストームのように無敵の気分でしたが、チームを移籍したり入団テストを受けたりと、苦しい時期が続いたので、そういう部分ではマックィーンに共感しました」と、「カーズ/クロスロード」は、自身のサッカー人生と重ね合わせてシンクロする部分が多かったとしみじみ語った。

すると、藤森がすかさず「前園さんがマックィーンなら、ストームにあたる後輩選手って誰ですか?」とツッコむと、前園は悩みつつも「中田英寿」と回答。「彼はすごく優秀で僕も『負けたくない』と思ったし、自分のスタイルを確立しているところもストームと似ていますね」と正直に答えた。

また、藤森もオリエンタルラジオとしての活動を振り返り、「僕らも、面白い後輩はどんどん出てくるし、生き抜くためには日々、何かを選択していかなければならない。RADIO FISHとして『PERFECT HUMAN』という曲を出したときは、芸人なのに歌をやるべきかどうか、本気で悩みました。結果、注目してもらえたからよかったけれど、大きな賭けでしたね」と明かした。

作品では、レースで勝てなくなったマックィーンが大クラッシュを起こしてしまう。前園は過去の苦い経験を振り返り、「大勢の人を巻き込んでしまいました。そして、いろんな決断を迫られた。あれは大きな転機でしたけど、昔からの仲間が支えてくれたからこそ、自分が元いた場所に戻れました。マックィーンも失敗した後、逃げなかったじゃないですか。そこにグッと来ましたね」と今だから語れる心境を吐露。藤森も「やっぱりクラッシュした後が大事なんですね」と人生の先輩の言葉に大きく頷いた。

本編の後半、トレーナーである若い女性“クルーズ”を巻き込んで結末に至るまでの展開について、藤森が「最後が意外なんですよね」と言うと、前園も「そこにしびれました」と同意。「やっぱり調子の良いときは周囲がよく見えないもの。失敗したりして落ちたときに初めて周りのことが見えてくる。マックィーンは若いクルーズと接するうちに、自分の師匠であるドック・ハドソンがこういう思いで自分を育ててくれたのかということに思い当たって、最後に勇気ある決断をする。それはなかなかできないことだし、そこで全てがつながったというのが、一番感動しました」と熱く語った。

最後に、前園は「子どもから大人まで、いろんな年代の人が楽しめる映画で、あきらめない心とか、挫折しても立ち上がる心とか、人間的なドラマが感じられると思います」とコメント。藤森は「僕は史上最速のレーサーであるストームを演じさせてもらいながら(※日本語吹き替え担当)、マックィーンとクルーズの絆に思わず涙してしまいました。敵役の僕から見ても熱い友情には、誰もがグッと来るはず。『カーズ』シリーズの最高傑作だと思うので、ぜひ見てください」とメッセージを送った。

なお、この対談の模様は、後日ディズニーの公式サイトにフルバージョンの映像をアップする予定だ。

「カーズ/クロスロード」は11月15日より先行デジタル配信開始、11月22日にMovieNEX(4,000円/税別)発売。なお、ディズニー/ピクサーとしては初となる4K UHDを収めた「カーズ/クロスロード 4K UHD MovieNEX」(7,800円/税別)、ギフト向けの「カーズ/クロスロード MovieNEX ギフトボックス(数量限定)」(9,000円/税別)も発売する。

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