プリンスの未発表音源リリースへ、妹が約束

2017/08/24 06:51 Written by Narinari.com編集部

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プリンスの妹タイカ・ネルソンが、プリンスの死後発見された未発表曲にリリースについて語っている。

米ミネソタ州チャンハッセンにあるプリンスの自宅兼スタジオだったペイズリーパークにて、多数のデモ音源や、未発表曲、リハーサル風景やコンサートの様子をおさめたフィルムなど、これまで表に出ることのなかった貴重な品々が発見された。タイカは、兄プリンスの遺志を尊重し、これらの音源をリリースするという。

「これらの音楽を世に出すことは兄の望みを叶えることでもあります。できるだけ早く皆様に発表したいと考えていますので心配しないで下さい、約束は守ります」

また、10月27日からはロンドンのO2アリーナにて、回顧展「マイ・ネーム・イズ・プリンス」も開催される予定で、タイカは、ザ・サン紙に次のように語った。

「プリンスが音楽をリリースすることを望むなら、私はその願いを叶えます。これから開催予定の回顧展も彼が望んでいたものです。それから学校を作るのが夢でした。それも私が代わりに実現させようと思っています」
「生まれ故郷の北ミネアポリスに音楽学校を建てたいと考えていました。音楽を勉強したくてもできない子供たちのために。亡くなる前に学校の構想を練り始めていて、これは使命なんだと私に話してくれたんです」

一方で、プリンスのバックバンド、ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションでキーボードを担当していたトミー・バーバレラは、今回の発表に対してコメントしている。

「彼が遺した音源の中には、そりゃあ素晴らしいものもあるさ、でも結局それらはアイディアでしかないんだよ。全てを明らかにするより、少しくらいミステリアスな部分があった方が面白いと俺は思うけどね」

プリンスは昨年4月に57歳でこの世を去ったが、彼のいなくなったペイズリー・パークは現在も調査が行われており、今後売却する計画も出ているそうだ。

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