春ドラマ平均“視聴熱”ランキング、1位は?

2017/07/22 20:57 Written by Narinari.com編集部

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KADOKAWAは7月22日、ウェブサイト「ザテレビジョン」にて、春ドラマ平均“視聴熱”ランキングのトップ10を発表した。

“視聴熱”は、SNSや独自調査を集計し、「盛り上がり度=“熱”」をポイント(pt)として算出。いま熱い番組・人物・コトバからテレビの流行に迫る、同社が打ち出している指標だ。

1位は、平均“視聴熱”51,540ptを獲得した「貴族探偵」(フジテレビ系)。探偵を名乗りながら自らは推理をせず、本名も分からない謎の男“貴族探偵”を相葉雅紀が演じ、武井咲、生瀬勝久、滝藤賢一、中山美穂、松重豊ら豪華俳優陣の共演が話題になった。最終回の第11話では、今期の最高“視聴熱”となる115,418ptという高ポイントを記録している。

同作は、2015年に相葉が主演したドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系)のスタッフが再集結。コメディータッチでありながら、死の原因が謎に包まれた切子(井川遥)の存在や、スマホの音声案内のギリ(仲間由紀恵)など、サスペンスの雰囲気を常にただよわせた。さらに、貴族探偵に対抗心を燃やす愛香(武井)、刑事の鼻形(生瀬)や召使い3人(滝藤、中山、松重)など、魅力的なキャラクターたちの活躍が、“視聴熱”の伸びにつながったと見られている。

2位は、平均“視聴熱”44,208ptを獲得した藤原竜也主演の「リバース」(TBS系)。藤原が、おいしいコーヒーを入れることが唯一の取り柄というさえない男・深瀬を演じ、その演技が視聴者に「どんくさいキャラになりきれているのがスゴイ」と高評価だった。そして、次第に明らかになる10年前の事件の真実や、意外な人間関係に盛り上がりを見せ、ラスト2話で“視聴熱”は上昇。原作にはないストーリーを盛り込んだ最終回の第10話は77,993ptと今期2番目の高“視聴熱”ポイントを記録した。

3位には、平均“視聴熱”29,266ptで、波瑠が不倫に走る女性・美都を演じた「あなたのことはそれほど」(TBS系)がランクイン。波瑠以上に注目されたのが、夫・涼太役の東出昌大の怪演だった。美都のケータイをのぞき込む姿や、不倫を知りつつも美都に執着する様子は、「これ以上ないハマり役」と大きな反響を呼んだ。かつてドラマ「ずっとあなたが好きだった」(1992年/TBS系)で佐野史郎が演じ、社会現象にもなった“冬彦さん”を彷彿させ、SNSで“冬彦さん”がトレンドワード入りもした。

4位は、平均“視聴熱”23,910ptで、亀梨和也が運命の恋に奮闘した「ボク、運命の人です。」(日本テレビ系)。5位は、平均“視聴熱”20,891ptで、桐谷美玲が女子力ゼロの理系女子を演じた「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)となった。

以下「母になる」(日本テレビ系)、「孤独のグルメ season6」(テレビ東京系)、「ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん」(TBSほか)、「小さな巨人」(TBS系)、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(フジテレビ系)と続いている。

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