「ハリー・ポッター」の新刊2冊が、10月に発売となることがわかった。

1997年に出版された人気シリーズ第一作「ハリー・ポッターと賢者の石」の20周年を祝い、大英図書館による「ハリー・ポッター展」の一環として、新たに同イベントと連動した2冊が刊行になるとインデペンデントが報じている。同イベントは10月から来年2月にわたって開かれる予定だ。
新刊第一弾「ハリー・ポッター:ア・ヒストリー・オブ・マジック ザ・ブック・オブ・ジ・エキシビション」は、ブルームズベリー出版社、同シリーズ原作者のJ・K・ローリング、大英図書館のキュレーターたちによって執筆され、ホグワーツ魔法魔術学校で教えられる教科の内容を伝えるものとなっている。
続く新刊第二弾「ハリー・ポッター ア・ジャーニー・スルー・ア・ヒストリー・オブ・マジック」では、錬金術やユニコーン、古代の魔術など神秘的な部分が紹介されているという。
新刊にはローリングによる未公開のスケッチ画や手書きの原稿、ジム・カイによるイラスト、さらには大英図書館書庫から魔法のように放出された品々が含まれているそうだ。
今年初頭にも、同シリーズ第一作の20周年を記念し、ブルームズベリー出版社はホグワーツ魔法魔術学校のグリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンの4寮それぞれにちなんだ本4冊を出版している。