豪華バス「グランブルーリゾート」に乗ってみた

2017/07/08 12:50 Written by Narinari.com編集部

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JR東日本が運行するクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の道中で使用されている豪華貸切バス「GRAND BLEU RESORT(グランブルーリゾート)」。今年5月に誕生した富士急グループのフラッグシップ観光バスの“乗り心地”を体験してきた。

「グランブルーリゾート」の車両は、日野自動車製の中二階スーパーハイデッカータイプ(全長11.99m×幅2.49m×高さ3.75m)。乗車定員は36名(+乗務員2名)で、これは「四季島」の定員に合わせた設計だ。アメニティには傘、スリッパ、ブランケットを用意。また、座席の上に網棚はなく、小さな荷物(お土産など)がある場合、トランクルームのボックスに預けることになる。

メインボディは富士山の山肌をイメージした“蒼富士色”で彩られ、逆さ富士を表現したオリジナルのフロントマスク、輪郭を縁取る日光をイメージした富士山のシルエットなど特徴的なデザイン。居住性を重視したことから座席間隔は広めで、高級レザーを使用したレッグレスト付シート、高さを調節できるクッションが備わった背もたれ、充電用のUSBコネクタがついた可動アームレストなど、細かな気配りがそこかしこに感じられた。

車両最後尾の化粧室も広々としていて使い勝手がいい。普通の観光バスのトイレには良いイメージを抱いていない人がほとんどだと思うが、こちらはきちんとした“化粧室”なので快適だ。

今回は10分間の試乗で、長時間乗車するのとは感想が異なるかもしれないが、走行中はとても静かで、落ち着いた時間を過ごすことができた。「四季島」の乗客が塩山駅で途中下車し、山梨県の温泉やワイナリーを観光する目的として利用されている「グランブルーリゾート」だが、普段は貸切バスとしても運行しているそうなので、チャンスがあればぜひ乗車してみていただきたい。



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