USJの“任天堂エリア”建設がスタート

2017/06/08 21:55 Written by Narinari.com編集部

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは6月8日、任天堂のキャラクターとその世界観をテーマにした「SUPER NINTENDO WORLD」の建設着工式を開催した。

「SUPER NINTENDO WORLD」は、「Nintendo」ブランドの魅力を、日本国内のみならず、世界へ発信していくUSJ集客拡大の起爆剤となる新エリア。600億円超の巨大プロジェクトとして、2020年の東京五輪前のオープンを目指して始動した。

任天堂のゲームの楽しさを体感できる、広大で非常にテーマ性にあふれるエリアとなる「SUPER NINTENDO WORLD」で、ゲストは任天堂のゲームの中に入り込んだかのように感じる、興奮と感動あふれる体験ができる。さらにエリア内には、「マリオカート」もライド・アトラク ションとして登場。世界最新鋭の技術を駆使して、ほかに類を見ない世界初のアトラクションを実現する。

今回の建設着工式では、建設予定地に「スーパーマリオブラザーズ」シリーズの世界観が再現された巨大ステージを用意。そのステージにマリオが登場すると、クリボーやノコノコに遭遇したり、コインを獲得したりするなど、ゲームさながらの躍動感あふれるアクションが繰り広げられた。

次にマリオが遭遇したのは、本プロジェクトを中心となって推進していくJ.L. ボニエ(ユー・エス・ジェイ代表取締役CEO)、宮本茂(任天堂代表取締役 クリエイティブフェロー)、マーク・ウッドベリー(ユニバーサル・パークス&リゾーツ バイスチェアマン 兼 ユニバーサル・クリエイティブ プレジデント)。マリオとともに、誰もが憧れた「ハテナブロック」を下から突き上げるアクションに挑戦し、突き上げられたハテナブロックからは「スーパーキノコ」や「1UPキノコ」「スター」「コイン」など、マリオのアイテムを模った大量のコンフェティ(紙ふぶき)や、色とりどりのパイロ(仕掛け花火)が空高く舞い上がり、これから始まる一大プロジェクトへの期待を予感させる、華々しい幕開けを飾った。

登壇者のコメントは次の通り。


◎宮本茂(任天堂代表取締役 クリエイティブフェロー)
「私自身も、任天堂のクリエイティブチームも、このプロジェクトに全面協力体制で取り組んでいます。ゲームの中のマリオの世界をリアルな造形で作り上げていくユニバーサル・クリエイティブチームはとても頼もしく、皆さんのマリオへの愛と知識のおかげで、言葉の壁も越えた開発が続いています。任天堂のおなじみキャラクターが目の前に現れ、直接触れ合うことで、ゲームの中に自分が入り込んだかのような体験をしていただけるアイデアを、たくさん盛り込んでいます。私自身も、実際に体験できる日がとても待ち遠しいです」

◎マーク・ウッドベリー(ユニバーサル・パークス&リゾーツ バイスチェアマン 兼 ユニバーサル・クリエイティブ プレジデント)
「グローバルに展開するエンターテイメント企業である私たちは、非常に画期的かつ革新的なパートナーシップを構築しています。私たちのビジョンは、任天堂のキャラクターやストーリー、その世界観を、世界でまだ誰も見たことも体験したこともないものに再現することです。この『SUPER NINTENDO WORLD』のメインになるのは、超画期的ライド・アトラクションの『マリオカート』です。私たちはこれを、これまでのテーマパークの常識をくつがえすぐらい画期的なアトラクションに造り上げます」

◎J.L. ボニエ(ユー・エス・ジェイ代表取締役CEO)
「投資額600億円超となる『SUPER NINTENDO WORLD』は、成功をおさめている『ユニバーサル・ワンダーランド』『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』『ミニオン・パーク』等に続くテーマエリアとなります。2層からなるユニークな構造で、アトラクション、レストラン、ショップと複合体験のできるエリアとして、国内外からさらに多くのゲストをお迎えしたい」


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