オーガニックやベジタリアン食品を多く扱う全米チェーン店のホールフーズ・マーケットが販売し、話題を呼んでいる「モチ・アイスクリーム」。ナリナリドットコムの米駐在員も実際に購入して食べてみることにしました。

ホールフーズは一般のスーパーの食材を売るコーナーと、出来合いのピザやお寿司、セルフサービスで盛り付けた惣菜などを食べることのできる簡易レストランのコーナーに分かれています。今回行った店舗では、目的の「モチ・アイスクリーム」は、セルフサービスのお惣菜コーナーで見つかりました。フリーザーの中身を覗くと、おお！無造作にゴロゴロ入っている感が、とてもおおらかでアメリカ的です。

フレーバーはバニラ・ビーン、ストロベリー、マンゴー、コナ・コーヒー、ダブル・チョコレート、抹茶、緑茶（※抹茶とは別物です）、小豆、黒ゴマの9種類。それでは買いましょう。6個で10ドルと買いてあったので、それだけ買うことにして何種類か選ぶことに。フリーザーの隣にあるプラスチックケースを手にします。このプラスチックケースはカップケーキなどに使う入れ物を流用しているのでしょうか、なんだか「モチ・アイスクリーム」には多少大き過ぎるような気がします。実際、少しでも横にしようものなら、アイスが中で転がる転がる。

購入したのは、抹茶、小豆、黒ごま、ストロベリー、バニラ・ビーン、マンゴーの6種類。まずは抹茶と黒ゴマを頂くことにしましょう。半分に切ってみると、抹茶の色がなんだか黄色っぽい……。黒ゴマはゴマのつぶつぶがいい感じです。

では、黒ゴマをパクリといただきます。文句なしに黒ゴマです。ゴマをスイーツに使うのって米国ではあまりないのですが、果たして米国人は抵抗ないのか気になるところですが、日本人の味覚を持つ駐在員の好みにはストライクなお味です。

それでは次に抹茶をパクリ。……た、確かに抹茶の味するのですが、もうちょっと濃くてもいいのに、と感じます。それから、何か抹茶以外の味がかすかにします。何だろう？と気になって仕方がないのですが、あいにく原材料の情報が開示されておらず、詳細不明のためわかリません。

さて、この後6種類全部を食べ尽くしましたが、小豆がシンプルに美味しかったのと、アメリカのアイスのわりにストロベリーが意外と甘すぎなかったのが印象的でした。全体的にさっぱりした食感で、個人的にはまた何度も買って食べたい気がします。