レプロが本場NYの演技学校と初タッグ

2017/04/26 15:03 Written by Narinari.com編集部

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芸能事務所のレプロエンタテインメントは、合同会社ドリームシーズとの提携のもと、マーロン・ブランドやロバート・デ・ニーロら多くの俳優を輩出したニューヨークの演劇学校「ステラ・アドラー・スタジオ・オブ・アクティング」(以下SAS)から講師を招聘し、本場の演劇ワークショップを今冬より開始すると発表した。

このたび発表されたワークショップは、SASの主任講師であるロン・バラスが俳優及び俳優を志す人々に向けて演技指導を行なうというもの。ロン・バラスは、ステラ・アドラーが提唱した演技理論を現代に受け継ぐ最も優れた指導者で、今回のワークショップを皮切りに、日米交換留学プログラムや舞台公演プロジェクトなどの芸術活動の展開も視野に入れているという。

演技の構造をゼロから習得する「レギュラークラス」と、現場で必要とされるテクニックを学ぶ実践的な「プロフェッショナルクラス」の2つに分かれており、受講者の募集は「銀座九劇アカデミア」公式HPで行う。なお、日程や金額などの詳細は追って発表するとのこと。

SASの芸術監督兼最高経営責任者であり、ステラ・アドラーの孫であるトム・オッペンハイムは「才能溢れた日本人俳優の皆さんに、世界で通用する実力を身につけていただきたい。今からとても楽しみでならないです」とコメントを寄せた。

レプロが新設したワークショップスタジオ「銀座九劇アカデミア」では、3月にオープンした劇場「浅草九劇」のこけら落とし公演を手がけた「ベッド&メイキングス」の福原充則氏(劇作家、演出家)と富岡晃一朗氏(俳優)、「カンパニーデラシネラ」の小野寺修二氏(演出家、パントマイマー)、「ONEOR8」の田村孝裕氏(劇作家、演出家)、「劇団子供鉅人」の益山貴司氏(劇作家、演出家、俳優)らを筆頭に、映画監督の金子修介氏(『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』)、佐々部清氏(『ツレがうつになりまして。』)、他にもアスリートや写真家、CMクリエイターなど、幅広いジャンルから講師陣を招く予定だ。

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