謎の味「ユニコーン・フラペチーノ」飲んでみた

2017/04/20 10:05 Written by Narinari.com編集部

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米スターバックスは4月19日、「飲んでいるうちに色も味も変わる」という「ユニコーン・フラペチーノ」の販売を開始しました。同ドリンクの販売期間は23日までの数日間のみ。すでに発売前より“謎の味”だと話題を呼んでいたこの「ユニコーン・フラペチーノ」、ナリナリドットコム米特派員もさっそく味見してみました。

同社公式サイトによると、「ユニコーン・フラペチーノ」は、最初は「甘くフルーティ」な味ですが、ストローで混ぜながら飲み進めると、次第に「爽やかな酸味」にフレーバーが変わっていくそう。そして味が変わると共に、色も紫からピンクに変化し、まさに伝説の動物ユニコーンのように不思議なドリンクだと謳われています。

さて、スターバックスのお店で「ユニコーン・フラペチーノ」を注文したのが4月19日午前6時半。果たして早朝から飲むべきドリンクかはわかりませんが、そんなことは気にしません。レジの人にも二度見されましたが、気にしません。しかし、どうやらこれ、注文したのはこのお店で私が初めてだったらしく、バリスタの男性は壁に貼ってある、レシピと思しき紙を何度も確認して「ユニコーン・フラペチーノ」を作ってくれました。

手渡された「ユニコーン・フラペチーノ」は、最初は氷と撹拌された直後のためか、濁ってピンクっぽい紫でしたが、少し時間を置くと氷と液体が別々になって来て、濃い紫のマーブル模様が出て来ました。そしてコップの内側には、青色のソースが付いていますが、これも次第にドリンクと混ざって、なんだかサイケデリックな感じに。

では飲んでみることにしましょう。ゴクゴク……。けっこうな甘さがあります。なにしろ「グランデ」のサイズひとつで糖分が59gも入っているそうです。そして、確かにフルーティです。公式サイトによると、マンゴー味のシロップを使用しているとのことですが、マンゴーだけの味ではなさそう。ピーチのようでもあるし、スイカのようでもあるし、これだ!とわかるフレーバーではありません。さて、ストローでかき混ぜながらさらにゴクゴク。あ、酸味が出て来ました。ゴクゴク……。

飲み進めるほど、どんどん酸っぱくなっていきます。飲めないほど強烈ではありませんが、けっこう酸味のある乳酸飲料といった感じです。この酸味の正体は一体なんなのでしょうか。公式サイトで原材料名を調べると、そこには「サワー・ブルー・パウダー」なるものがあり、さらにこのパウダーの原材料にはクエン酸と書いてあるので、どうやらこれが酸っぱい「元」のようですね。それにしても、酸っぱい、酸っぱい。本当に59g分の糖分を摂っているとは思えません。そしてドリンクとはいえ、クリームのトッピングもたっぷりで、かなりお腹にずっしりとくるボリュームです。

そんなわけで個人的な意見となりますが、「ユニコーン・フラペチーノ」は飲みきるにはかなりの気合いが必要な飲み物でした。でも、話のネタに飲んでみるには面白いし、何しろ同社から先日発売された「ピンク・ドリンク」同様に写真映えするので、ソーシャルネットワークに写真を載せる目的で買う人も多いかもしれませんね。

スターバックス「ユニコーン・フラペチーノ」(グランデサイズ)
カロリー:410kcal
脂質:16g
炭水化物:62g(糖質59g含む)
タンパク質:5g

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