飛んできたアドバルーン爆発、喫煙の男性大けが

2017/03/13 11:27 Written by Narinari.com編集部

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広告宣伝などを目的に用いられるアドバルーン。水素やヘリウムを入れた気球で宣伝文の布などを空高く上げ、遠くからでも目立つように配慮された広告宣伝方法の一種だが、中国では先日、飛来してきたアドバルーンが爆発、大やけどを負った男性の話が報じられた。当時、男性は外でタバコを吸っていたようで、引火したことが原因だという。

中国の報道番組「経視焦点」によると、この災難に遭遇したのは、湖南省岳陽市で暮らす60代の男性・王さん。王さんは先日、歩きタバコをしていたところ、どこからともなくアドバルーンがふわふわと飛来してきたそうだ。思いがけなかったのは、そのアドバルーンが王さんの手にしていたタバコに接触し、爆発してしまったこと。王さんは全身ひどいやけどを負い、病院に救急搬送されることになった。

関係者を驚かせたのは、そもそもこのアドバルーンがどこから飛来してきたのかという点。アドバルーンには重慶市にある某宝石店のオープン記念を祝う文句が記されていたことから、字面通りに理解すれば、事故現場から600kmも離れた場所から飛来してきたことになる。また、それだけ長い距離を飛んできたとすれば、タバコに接触する高さまでアドバルーンが下がってきていたとしても、不思議ではないのかもしれない。

いずれにせよ、このアドバルーンが原因で大やけどを負った王さんや家族は納得いくはずはなく。家族は現在、このアドバルーン広告の出どころを調査しており、確認が取れ次第、賠償請求する予定だという。

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