さくら野百貨店仙台店自己破産に悲しみの声続々

2017/02/27 13:43 Written by Narinari.com編集部

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仙台駅前の「さくら野百貨店仙台店」を経営する株式会社エマルシェが2月27日、仙台地裁へ自己破産を申請した。負債額は約31億円。すでに一部テナントを残し、店舗は閉店している。

さくら野百貨店仙台店の公式サイトに掲載された「(株)エマルシェ 破産手続開始決定のお知らせ」では、自己破産の理由を「百貨店業界の構造的な不況と、仙台駅前地域の競争の激化により利益を計上できるだけの売上げが上がらなかったためです」と説明。

入居していたテナントについては、「すでに営業を停止しております。賃貸借店舗については各店舗が経営主体となっておりますので、営業の有無や時間帯は各店舗に直接お問い合わせください」としている。ただ、営業を継続する店舗についても、いつまで続くかについては「現時点では不明です。破産管財人と賃貸借店舗との協議によります」とのことだ。

さくら野百貨店仙台店は、前身の仙台ビブレなどを経て2002年10月にオープン。2016年6月には創業70周年を迎えていた。なお、さくら野百貨店は青森、弘前、八戸、北上にも店舗があるが、仙台店とは経営母体が異なる。

突然の閉店の一報に、仙台在住者からは「閉店マジか…」「潰れたの???」「ええええなくなると寂しい…」「本日いきなり閉店!!!!!!!」「駅前一等地なのに…」「石井スポーツとH&Mとブックオフは生き残って…」など驚きの声と共に、「いつ行ってもお客さん少なかったしなぁ」「百貨店としては一枚落ちてたよね」といった声も上がっている。

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