マライア・キャリーは、大晦日のイベントでの大失態が「みんなのせい」だと考えているようだ。

昨年の大晦日に、ライアン・シークレスト司会のもと行われたディック・クラークス・ニューイヤーズ・ロッキン・イブのステージで、ほとんど歌うことが出来ない失態を見せてしまったマライアは、音響機器に不安を感じていたにも関わらず、リハーサルの後にその場を離れなかった自分に大半の責任があるとしながらも、自身のチームにも責任があると感じているという。
「あれは酷かったわ。私はみんなの責任だと思うわね。それにリハーサルの後に帰らなかった私のせいでもあるわ」
そして「エモーションズ」を歌っている際に、マライアのタイミングがずれていると気づいたダンサー達も、マライアをステージからはけさせるべきだったと感じているそうだが、自身の手に負えない状況になっており、引き返すには遅かったとローリングストーン誌のインタビューでマライアは話している。
「昔は色々なことで落ち込んだけどね」
「今回のことは私が手に負える状況じゃなかったわ。あんな無茶苦茶な状態じゃなければなんとかすることもできたかもしれないけどね。ダンサー達だって踊るのを止めて、私がステージを去る手伝いをしてくれるべきだったのに」
マライアはその恥ずかしい事態を思い出したくない一方で、なぜあんな事態になったのかを観衆や応援してくれる人たちに理解してもらう必要があるとも感じていると続けた。
「このことについてはあまり話したくないんだけど、そうはいかないのよね」
「もし私が説明しなかったら、世界は分かってくれないでしょ。だってそれが自分の仕事ではないわけだから。同じように、私がオフィスワークの人のことを理解しろって言われても無理だもの」