2月1日のバラエティ番組「ねほりんぱほりん」(NHK)で、地下アイドルの実態に迫る内容が放送され、番組に出演した地下アイドルの一人から飛び出した“手ブラチェキ”なるワードがネットを騒然とさせている。

昔に比べると定義がゆるくなり、間口も広くなったアイドルの世界。この日、番組に出演した地下アイドルたちによると、地下アイドルになるにはルックスはあまり関係なく、「ライブやイベントにお客さんを何人呼べるか」という部分が重要で、その要件が満たせれば地下アイドルになれるのだという。極端に言えば「友だちとか彼氏とか、それこそセフレとかいっぱい集めて10人とかでも全然いい」のだとか。
それだけ簡単になれてしまう地下アイドルだが、人数が多い=食べていける人は少ないのが実情。ライブなどに出演してもギャラは出ないことが多く、会場での物販がとても大切な収入源になる。そして、そこで販売するのが、お客さんと一緒に撮るチェキだ(500〜1,000円程度)。
チェキにもいろいろとあるようで、「ハグチェキとか」「土下座チェキとかでお客さん踏んだり」といったものもあるそう。さらに「手ブラチェキっていうのやってる子もいます」「もう全部脱いで、手ブラの状態で出てきて」チェキを撮るのだという。極めてレアなケースというわけではなく、「10現場あったら1現場くらい」はそうした地下アイドルに出くわすそうだ。ちなみに、価格は2,000円程度とのこと。
この“手ブラチェキ”というパワーワードに、放送直後からTwitterなどネットは騒然。「そんなものがこの世に存在するのか」「もう風俗店じゃないですか」「2000円て安いの?高いの?」「アイドルも大変だな」「地下アイドルは闇深い…」「どう考えても安すぎる」などの声が上がり、Yahoo!リアルタイム検索の「話題なう」では“手ブラチェキ”が1位になった。