ロケット花火搭載ドローンバトルが物議

2017/01/31 21:49 Written by Narinari.com編集部

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何かと話題に事欠かないドローンだが、中国ではこのたび、ドローンに花火を搭載し、バトルを繰り広げる動画がネットに投稿され、「危険すぎる」と物議を醸している。

この動画は最近になって、中国のソーシャルメディアに投稿されたもの。動画は1分程度の短いもので、農村のような開けた場所で、ドローンに搭載された筒状の花火(ロケット花火)に点火するシーンから始まる。花火から煙が巻き上がるとドローンは上昇をはじめ、一気に民家の屋根よりも高い位置に到達。飛行を始めてしばらくすると別のドローンが前方に現れ、互いに花火を打ち合う壮絶なバトルを繰り広げるという内容だ。

ロケット花火は連発タイプが搭載されているようで、パイロットは専用ディスプレイ付きコントローラーに映し出される映像を頼りに、敵ドローンに向かって花火を発射している様子。さすがに相手ドローンを撃ち落とすようなシーンは残されていないものの、“ゲーム”としてなら十分楽しめそうな雰囲気は伝わってくる。

ただ、動画を見た一部のネットユーザーは、楽しさよりも恐怖を感じたようで、「遊びとは言え、危険すぎやしないか」「ホビー用ドローンも結局は軍事用ドローンの派生。行き着くところに行き着いた感じ」「これロケット花火だけど、改造すれば何でもできちゃうよね?」などと批判的な意見が寄せられることになった。

ちなみに、“ドローンとロケット花火”と言えば、2014年に海外のドローンユーザーが、空中から地上の人に向けてロケット花火を発射する動画を投稿して物議を醸したのが記憶に新しい。今後ドローンの性能がますます高まることを想定すると、もはや「民間用ドローンだから安全」という時代ではないようだ。

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