大学の女子トイレに立ち便器、批判が殺到

2017/01/17 09:40 Written by Narinari.com編集部

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日本にも昔“サニスタンド”と呼ばれる女性が立ったまま用を足せる便器があったそうだが、このたび、中国のある大学が節水を目的に女子トイレに立ち便器を設置。ネットで批判が殺到し、あっという間に使用停止に追い込まれたという。

中国メディア・網易財経などのよると、この女子トイレの存在が広く伝わったのは1月11日午後、微博ユーザーの「陝西小民」の投稿がきっかけ。そこには「陝西師範大学が節水を目的に女子トイレに立ち便器を設置した」とあり、数枚の写真も掲載されていた。写真には「もし女子学生が立ち便器で用を足せば、当校は毎日160tもの水を節約できる」という標語、用を足す際に必要な専用紙とその使用方法なども写し出されており、肝心の立ち便器は男性用のものと見た目が何ら変わりのないものであった。

多くの微博ユーザーはこれを見て衝撃を受けたようで、すぐに批判が殺到。同校生徒が「このトイレはもともとあった男子トイレを改造したもの。女子学生が多いために」などと、真相は定かではないものの設置の背景を語ったことなども影響したのか、評判はすこぶる悪く、大学に多くのクレームも寄せられることになったという。

結果としてこの立ち便器は1日足らずで“お役御免”に。大学側は「女性用の立ち便器は世界にもある」などとし、「あまり騒ぎ立てないよう配慮してほしい」とのメッセージも表明したが、たいした効果はなかったようだ。



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