ディーンが「あさが来た」監督と再タッグ

2017/01/12 08:00 Written by Narinari.com編集部

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俳優のディーン・フジオカ(36歳)が、直木賞作家・井上荒野が贈る大人の恋愛映画「結婚」(製作・配給:KADOKAWA)の主演に挑むことがわかった。ディーンは、あらゆる女性を大人の色気で翻弄する魅惑の結婚詐欺師を演じる。

本作のメガホンを執るのは、ディーン大ブレイクのきっかけとなった「あさが来た」でチーフ演出を務め、その手腕が高く評価された西谷真一。

「『あさが来た』時代から、ディーン・フジオカさんは映画をやるべき人だと強く思っていた。そして自分が何としても監督をやりたい」

そう強く願っていた西谷は、「結婚」の実写化企画が進捗した際、「この本格的な恋愛ドラマをぜひディーン・フジオカさん主演で」と提案。原作者である井上荒野も受諾し、強力タッグが実現した。

脚本を手掛けるのは「結婚できない男」(フジテレビ系/2006年)、「梅ちゃん先生」(NHK/2012年)といった幅広い年代の視聴者に愛されるヒット作を生み出してきた尾崎将也。

また、ディーン演じる古海健児の相棒役に、同じくNHK連続テレビ小説「まれ」(2015年)矢野陶子役での熱演が注目され話題となった新鋭女優の柊子が抜擢された。

映画「結婚」は2017年初夏ロードショー。(C)2017「結婚」製作委員会


☆ディーン・フジオカ コメント

質問:本作への主演が決定した時のお気持ちを聞かせてください。
回答:今まで自分が演じたことのなかった役、演じることを考えたこともなかった役なので、正直今は少し不安ですが、説得力のある結婚詐欺師を演じれるよう頑張りたいと思います。

質問:結婚詐欺師である古海健児役をどう演じていきたいと思いますか?
回答:彼の刹那な生き様を、時に我が儘に、時に詩的に演じれるよう頑張ります。

質問:西谷真一監督とのタッグについてはいかがですか?
回答:ご一緒させていただいて今回で3回目になります。いつも刺激的な西谷監督の現場に戻れるのが今からもう楽しみです。この「結婚」という作品が、西谷真一監督作品の史上最高傑作になるよう、微力ながら全身全霊をかけてお手伝いさせていただきたいと思っています。

質問:ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
回答:結婚詐欺師という世の中的にはよろしくない人物が主人公の作品ですが、その視点だからこそ見えて来る『愛の物語』をお楽しみに!


☆西谷真一監督 コメント

『あさが来た』でディーン・フジオカさんと最初にお会いした時、年齢や性別を超えた特別な「色気」を強く感じました。それは私がウォン・カーウァイの映画『花様年華』のトニー・レオンを劇場で観た時の感動と似たような心のざわめきでした。
以降、『喧騒の街、静かな海』では五代友厚とは真逆な現代の等身大の青年を演じてもらいましたが、今回は、私が最初にディーンさんに感じた「大人の男が持つ優しさと色気、そして凄み」を引き出し、皆さんが見たことのない、新たなディーン・フジオカの魅力を描いていきたいと思っています。
井上荒野さんの原作「結婚」は、男と女の孤独と哀しみに裏打ちされた愛を描いた小説です。この原作との出会いが、ディーン・フジオカという稀有な俳優を今こそスクリーンで輝かせたいと思うきっかけとなりました。また、この作品で重要な出演者の一人、るり子役には柊子さんを起用しました。とても未知数の可能性を持った女優さんなので、ディーンさんとのセッションが今から楽しみです。どうか、一人でも多くのお客様に見ていただけることを祈っております。


☆KADOKAWAプロデューサー コメント

ディーン・フジオカさん演じる本作の主人公・古海健児は、あらゆる女性の心に入り込み、「結婚」という幻を見せては消えていく結婚詐欺師です。女性たちを虜にする色気や優しさを見せながら、ふいに孤独や闇を感じさせる底知れなさも併せ持った役柄ですが、ディーンさんに演じていただくことによって、女性たちがなぜ古海という男に心惹かれていくのかその魅力がより鮮明になってスクリーンに描き出されていくのではと撮影を楽しみにしています。
また、柊子さん演じるるり子は、古海の相棒として結婚詐欺に加担していきますが、単なる共犯関係だけではない、その裏にある女性としての切ない感情を繊細に表現していただけると思っています。
そして、監督を務める西谷真一さんは本作がディーンさんと3度目のタッグとなり、その強い信頼関係のもと、これまでに見たことのないディーンさんの新たな魅力をスクリーンに映し出してくれると確信しています。
魅惑的な結婚詐欺師と、「結婚」という名の愛を求める女性たちとの間で繰り広げられる大人の恋愛ドラマを、ぜひご期待下さい。

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