中村芝翫一家がUSJで“やり過ぎお練り”

2016/12/09 00:35 Written by Narinari.com編集部

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは12月8日、中村橋之助改め八代目中村芝翫、中村国生改め四代目中村橋之助、中村宗生改め三代目中村福之助、中村宜生改め四代目中村歌之助の「襲名披露リ・ボーン・パレード」を開催した。

このイベントは、日本が世界に誇る伝統芸能として400年以上の歴史を持つ歌舞伎界においても“史上初”となる、“親子4名同時襲名”という貴重な披露の「お練り」を、リ・ボーン・パレードで実施する画期的なもの。“やり過ぎお練り”に大勢のゲストは大興奮となった。

中村芝翫、中村橋之助、中村福之助、中村歌之助の4人が「襲名披露リ・ボーン・パレード」を先導する、ユニバーサル・グローブを掲げたフロートの上から手を振ると、パークのゲストからは次々と歓声。メイン・ストリートでは、中村芝翫の妻で三兄弟の母である三田寛子がパレードを見守り、「今日は一ギャラリーとして参加したけど、ゲストと一緒に心が一つとなってお祝いできたことが本当にありがたいです」と語った。

また、中村橋之助は「パレードは沿道でリ・ボーンして楽しいし、フロートに乗って参加するのもリ・ボーンできる。毎回来るたびに毎回新しい発見があり、趣向があり、一エンターテイナーとして芝居のヒントになる」と語り、最後に、中村芝翫は「パレードに乗車して涙がこぼれそう。USJのようにわれわれの歌舞伎も日本から世界に届けたい。日本の伝統芸能である“歌舞伎”、世界最高のエンターテイメントを提供し続けてきたユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ともにこれからも素晴らしいエンターテイメントを日本から世界へ発信していきましょう」と抱負を述べた。

その後、中村芝翫一家は、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」にて、今年新たに登場した「ワンド・マジック」を体験。家族全員で「ロコモーター」と呪文を唱えて杖を振ると、「魔法のクリスマス・ツリー」のオーナメントが次々と踊りだし、一家は魔法界ならではのクリスマスを楽しんでいた。

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