フジテレビがスマホ特化の縦型ドラマ、キー局初

2016/12/02 11:23 Written by Narinari.com編集部

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フジテレビは、スマートフォンでの視聴に特化したオリジナルオムニバスショートドラマ「スマドラ」(全6話)の前編3作を、12月3日(土)20時より配信開始する。キー局がスマホ特化型のドラマを制作するのは、これが初めて。

「スマドラ」は、スマートフォンで視聴することを前提としたドラマ。縦型動画はもちろん、作中の出来事が自分のスマートフォンで起きているような仕掛けや、実際の世界やWEBと連動する企画など、スマートフォンの特性を活かした新しい視聴体験を提案する挑戦的な作品だ。

時代の動画視聴スタイルとのマッチングするよう、全6作品をオムニバス形式の10分以内で構成しているのも特長。通勤通学途中や昼休み、就寝前などのスキマ時間で楽しめる。

12月3日20時より配信する前編3作では、「サンタの倒し方」に野村周平、「イケメンGO!」は清水富美加、「超ハマる!爆笑キャラパレード」スピンオフ「ヒラノラブストーリー」は平野ノラという、これからの時代を象徴するキャストを起用した。

「サンタの倒し方」は、スマートフォンで撮影した映像や画像を多用し、一般の人がSNSでLIVE配信しているようなテイストと、スピード感のある映像で構成された作品。物語は、クリスマスイブの夜、ひょんなことから雄一(野村周平)が恋人の奈津(大川藍)に渡すプレゼントと、本物のサンタクロース(真壁刀義)のプレゼントを取り違えてしまうことから、サンタクロースに追いかけられるストーリーが繰り広げられる。本作は、視聴するデバイスと撮影方法・機材など身近なものを利用することでリアルさが増し、実際にいま起きているような体験ができる作品だ。

「イケメンGO!」は、自分のスマートフォンのアプリを立ち上げて操作しているような感覚が味わえる縦型動画の作品。ストーリーは、新しいスマホゲームアプリの開発に携わる丸山幸保(清水富美加)が、会議室で開発中のアプリを立ち上げることから始まる。スマートフォン越しに会議室を見回すと、なぜかスーツ姿の男達、部長の太田重蔵(芋洗坂係長)はもちろん、憧れのイケメン先輩・野上蓮(上遠野太洸)までも全員裸に見えてしまう。男性が裸に見えることには大きな理由があって……。本作は、ゲームプレイ映像を縦型全画面で視聴することにより、自分のスマートフォンでゲームをしていると錯覚してしまうような仕掛けになっている。

「ヒラノラブストーリー」は、地上波で毎週土曜日に放送中のバラエティ番組「超ハマる!爆笑キャラパレード」と連動した作品。12月3日に地上波番組内で「バブルに憧れる女 美奈子」に扮した平野ノラが、コント「ヒラノラブストーリー」を披露する。そのコントの“後日談”を含めた完全版をドラマ化したもので、前半部分は地上波と同様の内容、FOD限定配信となる後半部分はコントの1年後の後日談が描かれる。

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