高畑充希の歌声に監督ニヤニヤ

2016/11/24 08:01 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


「東のエデン」などで知られる神山健治が、原作・脚本・監督を手がける初の劇場アニメ「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」。その主題歌が完成し、このたび予告映像が解禁となった(//www.youtube.com/watch?v=lwosha9tmDs)。

映画の主題歌は、1967年に発表されたモンキーズのオリジナルを、日本の伝説的ロックスター、故・忌野清志郎さんによく似たZERRY率いるタイマーズがカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。「夢」と「去った人への想い」をうたったこの曲は、映画のテーマとも共鳴する。

そして今回その曲を歌うのは、映画の主人公・森川ココネ(声:高畑充希)。“映画のエンディングで流れる主題歌もストーリーの一部”と考える神山監督は、まるで映画のストーリーをなぞらえて、主人公の気持ちを代弁するような歌だからこそ、「デイ・ドリーム・ビリーバー」は主人公に歌って欲しいと高畑に熱烈オファー。高畑が、自身の名義ではなく森川ココネとして歌った。

このたび解禁となる予告編では、ココネと幼なじみの大学生・モリオ(満島真之介)とのやりとりなど、ごく普通の日常が映し出される前半から一変、父親・モモタロー(江口洋介)が突然警察に逮捕され、東京に連行されてしまう。海中から突如姿を現した異形の怪物、謎のタブレット、ココネのもとに現れる訪問者……次々と起こる現実世界の出来事が、何度も見ていた夢とつながっていることに気づくココネ。すべてを知るため、そして父親を助けるために、眠るココネ。さらに、予告編の最後に何かを発見して驚き、彼女が流す涙の意味とは――。ココネの知らないワタシの物語が、いま動き始める。

映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」は2017年3月18日、全国ロードショー。


☆神山健治監督コメント

高畑さんは歌い手としても優れていることは分かっていましたが、「デイ・ドリーム・ビリーバー」を最初に聞いた時、思わずニヤニヤしてしまうくらい嬉しかったです。音楽としても素晴らしい。この楽曲は高畑さんでなければ意味がありません。“高畑さんが演じる森川ココネ”に歌ってもらうことで作品が完成すると言っても良いくらいです。主題歌を引き受けて頂き、非常に嬉しく思います。


☆高畑充希コメント

自分が声優をつとめた作品で、主題歌も担当するのは初めての挑戦です。しかも凄く好きな曲を。やはり私の中では清志郎さんの素敵なイメージが未だに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かなという不安な気持ちはありました。ですが、役がそのまま唄うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただく事になりました。清志郎さんとはまた違った、ココネからの目線で楽曲を見られたらいいなと思い、この最高にカッコイイ曲を全力で楽しむことに集中しました。ココネから見えた「デイ・ドリーム・ビリーバー」も、よろしくお願いします。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.