オリコンは11月14日、毎年恒例の「音楽ファン2万人が選ぶ 好きなアーティストランキング」を発表した。2004年の発表開始以来13回目となる2016年の総合1位は、人気グループ・嵐が獲得。嵐は、同・総合ランキング1位獲得数を2010年から史上最多となる7年連続、通算7回目に伸ばし、性別、世代を超えて支持される圧倒的な人気を改めて示している（※総合1位連続獲得年数の2位は、宇多田ヒカルとaikoの2年連続。同・通算獲得数の2位は宇多田ヒカルの3回）。

7年連続総合1位を獲得した嵐は、世代別では「10代総合」「20代総合」でも1位を獲得。特に支持の高い若年層からは、「仲がいいしメンバー全員が輝いている」（千葉/10代女性）というメンバー同士の仲の良さに惹かれる声や、「ライブは最高の演出で感動するし、飽きない」（神奈川/10代女性）、「5人のパフォーマンスにまとまりがある」（東京/20代男性）と、松本潤が演出を担当するライブでのパフォーマンスを評価する声も上がっていた。

今回の結果について松本は「今年も選んで頂けて、普段応援してくれている方々に感謝しています」と喜びのコメント。寄せられたファンの声には「5人仲が良いというところ、5人のキャラクターが良いというところをたくさん言って頂けて嬉しく思います。また、コンサートのパフォーマンスが良いと書いて下さっていることが非常に嬉しいことですね」と語った。

また、2016年については「今年はアリーナツアーをやらせてもらったので、いつも以上に5人でいる時間が多かったですね。ドラマもやらせて頂いたので、グループも個人の活動も非常に充実した年になっていると思います」と振り返った。

続いて総合で2位を獲得したのは、デビュー10周年を迎えたいきものがかり。今年はベストアルバム発売やデビュー10周年凱旋野外ライブなど積極的な活動が目立ち、改めて歌詞やメロディ、歌声などに魅了されたという声が多かった。また惜しまれつつも年内をもって解散を発表したSMAPは、昨年10位から6位へ大きく順位を上げ「最高のエンターテイナー」（京都/20代男性）と賛辞を贈る声も多く寄せられた。

そのほか「Hero」が「NHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送」のテーマソングに起用され、その歌声老若男女に親しまれた安室奈美恵が昨年15位から11位に、また10代からの厚い支持を受けback numberが初のTOP20入りを果たしている。


☆好きなアーティストランキング（ORICON STYLE調べ）

1位 嵐（2015年1位／2014年1位）
2位 いきものがかり（2015年3位／2014年4位）
3位 Mr.Children（2015年2位／2014年2位）
4位 B'z（2015年4位／2014年3位）
5位 宇多田ヒカル（2015年5位／2014年5位）
6位 SMAP（2015年10位／2014年9位）
7位 ゆず（2015年6位／2014年7位）
8位 aiko（2015年7位／2014年6位）
9位 DREAMS COME TRUE（2015年8位／2014年11位）
10位 スピッツ（2015年11位／2014年19位）
11位 安室奈美恵（2015年15位／2014年12位）
12位 西野カナ（2015年14位／2014年圏外）
13位 Perfume（2015年18位／2014年15位）
14位 BUMP OF CHICKEN（2015年9位／2014年8位）
15位 KinKi Kids（2015年圏外／2014年圏外）
16位 back number（2015年圏外／2014年圏外）
17位 Superfly（2015年圏外／2014年圏外）
18位 TOKIO（2015年圏外／2014年14位）
19位 サザンオールスターズ（2015年12位／2014年13位）
20位 JUJU（2015年圏外／2014年圏外）