橋本奈々未、引退は弟の学費など金銭問題にめど

2016/10/31 09:08 Written by Narinari.com編集部

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2017年2月をめどにグループからの卒業と、芸能界引退を発表した乃木坂46の橋本奈々未(23歳)が、10月30日に放送されたバラエティ番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)に出演。卒業、そして引退への思いを番組MCのバナナマンに伝えた。

この日は、橋本とバナナマンの対談スタイルで番組が進行。バナナマンの日村勇紀(44歳)から「(グループ卒業後)なにかしら個人的に、橋本として(芸能界で)やりたい気持ちはなかった?」と聞かれると、「多趣味でいろいろなことに興味があるんですけど、自分が表に立って、というところよりは、どちらかというと裏…と言いますか、誰かをサポートするっていうお仕事のほうが自分の性には合ってるんじゃないかな」と、すっぱり芸能界を引退する理由を語った。

芸能界への未練については、「(未練は)発表するときは全然なかったです。いまもないはずなんですけど、昨日発表して、ファンの方のリアクションとか、オールナイトニッポンで共演した2人の反応を見てると、『あ〜…』って泣きそうになるんですけど、未練というよりは、私なりにもっと動いたほうが良かったなとか、自分への後悔というのが多いです。芸能界への後悔というより」とコメント。

そんな橋本に、設楽統(43歳)は「(アイドルは)嫌になっちゃった?」と質問。これには「もともと芸能界に入ったのは、本当にお金だったんですよ。めっちゃ貧乏だったんです。水道止まる、ガス止まるみたいな。実家が。それでも(自分が)一人目だからなんとかいろいろしてくれた。でも私にしてくれたから、弟に(お金が)回る余裕があるのかって思ったときに、私のせいで、弟は男の子だし…。それでなんとかしなきゃと、この年齢でいろいろ模索している中でここに来たという感じがある」と涙を流しながら語った。

そして「弟も大学ちゃんと行けて。大学1年生なんですけど、彼も勉強頑張ってくれて学費免除になったんですよ。あと4年あるけど、勉強さえ頑張ってくれれば大丈夫っていうのと。去年(卒業を)意識しだした時に母親から手紙が来て。いつもはお米とか送ってくれるんですけど、そのときはただ手紙だけ来て。便せん3〜4枚に、今までゴメンね。無理しないで、好きなことをしてください。弟もだいぶ自立してくれるようになってきたし、私も私で生活できるから、って」と、お金の問題にめどが立ったことが、卒業・引退の大きなきっかけになったという。

また、乃木坂46での活動を「『弟をなんとかしよう』という一心だけでやってきたの?」と聞かれると、「最初はそれだけじゃなかったです。毎日が必死で、目の前にどんどん新しいこと起こるから、そこに食らいついていくのに必死というだけで。そこには弟が…とか、家族が…とかはなくて、とりあえずやらなきゃ、くらいの気持ち。だんだんペースが見えてきて、この活動ってこういう風にやっていくんだ、ってやっていくときにしんどい時期というか、もっとこうしなきゃっていうときに、支えになるのは『私がちゃんとしなきゃ、困る人がいる』という気持ちはありました」と告白。

ファンには「この先も芸能活動をやっていくのがあれば、全然感じ方とかとらえ方も変わってくるんですけど、芸能活動しないとなると、人によっては『なんでオレはお前のこと応援してたんだ』ってなるかもしれない。そこはすごく申し訳ないし、ごめんなさいとも思うんですけど、でも5年間、ここまで来るのもその人たちがいなければ来れなかったことだし、いまこの場所に私がいるのはその人達のおかげなので…。この先は皆さんにとっての私ではないかもしれないけど、私にとってはずっと居続けるというか。その人達がいなければ、その先にも進めなかったから、私はずっと感謝をして生き続けるだろうなと思います」と思いを語った。

ちなみに、一部ネットなどで囁かれていた結婚説については「しないです。大丈夫です」と笑いながら否定。ただ、将来的な結婚については「したい」と願望も明かした。

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