現在、連続ドラマ「レンタル救世主」（日本テレビ系）で“女装男子”を好演中の俳優・稲葉友（23歳）が、HKT48／AKB48の宮脇咲良主演の連続ドラマ「キャバすか学園」に、第3話より出演することが決定した。

「キャバすか学園」は、マジすか学園シリーズの6作目。親会社の倒産で閉校が決定した馬路須加女学園（通称・マジ女）のピンチを救うため退学を決意したヤンキーたちが、一転、煌びやかなドレスに身を包んだキャバクラ嬢となり、マジバトルで奮闘するストーリーが描かれる。

稲葉が演じるのは、地味なスーツに眼鏡姿で、キャバクラ「水族館」に来店する客の一人“根暗男”の辻本強。酒が飲めず、お金もない根暗男だが、キャバ嬢・カレイ（AKB48・岡田奈々）と出会い、彼女の気遣いあふれる接客に触れるうち、やがて好意を持つように…？

「レンタル救世主」では、自身初となる“女装男子”役を演じて大きな反響を呼んでいるが、「キャバすか学園」では、爽やかなイケメンビジュアルを覆した、完璧なる根暗男を熱演。個性的なキャラクターの客が多数登場する今作の中で、どのような展開になっていくのか、また、稲葉の作品ごとの演じ分けも注目を集めそうだ。

今回の役どころについて稲葉は「根暗な男、辻本強を演じます。根暗な役は役者稲葉友としての真骨頂を発揮できると思うので、女優さんだらけの熱い物語にどう絡んでくるのか、お楽しみにどうぞよろしくお願いします。プロデューサーの植野さんのコメントを読むと『こいつ幅広くオネエしかやってねぇじゃねぇか』と思われるかもしれませんがいろいろやってますのでよろしくお願いします」とコメント。

その植野浩之プロデューサーは「正統派なイケメン俳優ながらもその枠に留まらず、映画『HiGH&LOW』では暴力的なオネエ、現在放送中のドラマ『レンタル救世主』でもクセのあるオネエ役に挑戦するなど、幅広い役柄を演じてくれる稀有な存在です。今回は、キャバクラに通い、1人の女の子に入れ込む根暗なお客さんの役をお願いしました。稲葉君がどのようなキャラクターを演じてくれるのか、本当に楽しみにしています」と期待を寄せている。