偶然から始まった“元祖”カピバラの露天風呂

2016/10/28 19:51 Written by Narinari.com編集部

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伊豆シャボテン動物公園は11月19日から、今年も「元祖カピバラの露天風呂」を開催する。期間は2017年4月9日まで。

本年の「元祖カピバラの露天風呂」は、11月19日10時25分より行う“プール開き”ならぬ「カピバラの露天風呂開き」を皮切りにスタート。11月26日の“いい風呂”の日にちなんだ「カピバラたらいの湯」と「鬼ゆず湯」、2017年1月15日には第5回を迎える「カピバラの長風呂対決」、ほかにも、菜の花やリンゴ、つばきなど季節の花や野草・果実を入れる「カピバラの変わり湯」など、さまざまなイベントを行う。

また、今回は人気キャラクター「カピバラさん」とのコラボが例年よりグレードアップ。ウォークラリー「カピバラさんを探せ」や、レストランではカピバラさんコラボメニューが新登場、園内にほのぼのとしたカピバラさんキャラクターが溢れる。

1966年からカピバラの飼育を始めた伊豆シャボテン動物公園。「元祖カピバラの露天風呂」は、1982年冬の偶然の発見から始まった。飼育スタッフが、お湯を使ってカピバラの展示場を掃除していたところ、溜まったお湯にカピバラが浸かりゆったりとしている姿を発見。以来、寒い冬はお風呂で温まってもらおうと展示場に露天風呂を作り、毎年「カピバラの露天風呂」を行うようになった。

その後、伊豆シャボテン動物公園のカピバラが露天風呂に浸かる姿は“伊豆の冬の風物詩”として浸透し、幅広い世代から支持されるイベントに。また昨今では、日本各地の動物園でも“カピバラの入浴”が見られるようになり、多くの人々に親しまれている。

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