“泣けるスター・ウォーズ”が誕生か

2016/10/27 04:00 Written by Narinari.com編集部

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スター・ウォーズの原点へと続く“もうひとつの物語”――「エピソード4」の直前までが描かれるアナザー・ストーリー「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」。その日本版ポスタービジュアルが解禁となった。

解禁された日本版ポスターは、15歳からたった1人で生き延びてきた孤独な主人公・ジンの背後に、満を持して描かれているのが“全ての希望を打ち砕く暗黒卿”ダース・ベイダーという構図。

この悪の帝王は「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」(2005年)以来、実に11年ぶりに、ポスタービジュアルに登場しており、本作のポスターはファン垂涎のビジュアルになること間違いなしだ。

また、ダース・ベイダーの登場シーンについても世界中で様々な憶測が飛び交っている中、ルーカスフィルムの社長で本作のプロデューサーを務めるキャスリーン・ケネディは「ダース・ベイダーは、ここぞという大事な場面でその圧倒的な存在感を見せつけるかのように登場するわ」と断言している。

本作はジン率いる反乱軍(正義)の極秘チーム<ローグ・ワン>がダース・ベイダーを擁する帝国軍(悪)の究極兵器<デス・スター>の設計図を奪うという“97.6%生還困不可能”なミッションに挑む姿を描く。ジンは<デス・スター>を開発した父ゲイレン・アーソの真意を明らかにするため、そして圧倒的な帝国軍の力に“希望”を失ってしまった反乱軍を救うため「最後まで諦めない」と決死のミッションに挑むことになる。

ポスターに描かれているのは儚くも強い眼差しのジン(フェリシティ・ジョーンズ)。そして、彼女の左から、反乱軍の戦士ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)、フォースを信じる盲目の戦士チアルート・イムウェ(ドニー・イェン)、ジンとともに行動するキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)、そしてキャシアンの左には既に人気に火が付いているキャシアンの親友の新ドロイドK-2SOなど極秘チームの個性豊かな面々が描かれている。

そして日本版ポスターでひときわ目を引くのは「希望は、死なない――。」と書かれたコピー。この言葉通り「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」から「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」へ「希望」“は”死ぬことなく繋がっている。しかし極秘チーム<ローグ・ワン>の戦いの直後、手に入れた<デス・スター>の設計図を帝国軍に追われるレイア姫がR2-D2に託す「エピソード4」の冒頭で、彼ら<ローグ・ワン>のメンバーについて全く言及されていない――。

ギャレス・エドワーズ監督は「ジェダイの精神や教えとともに人々の心も失われつつある。そんな中、ごく普通の人々が悪の支配を食い止めるべく立ち上がる物語だ」と本作を説明しており、大いなる歴史の中で埋もれていた“希望を繋いだ名もない戦士たちの闘い”を描く物語だということを明らかにしている。

ダース・ベイダーを擁する帝国軍の圧倒的な支配下にあるなかで“希望”のために闘った<ローグ・ワン>のメンバーたち。今まで明かされることのなかったアナザー・ストーリーは、「スター・ウォーズ」シリーズ史上最もエモーショナルで心揺さぶられる“泣ける「スター・ウォーズ」”として完成するだろう。

映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」は、12月16日(金)より全世界で公開。

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