10月25日に放送された新垣結衣（28歳）主演ドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」第三話の平均視聴率が12.5％を獲得し、TBS火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を2週連続で更新した。

初回の第1話は、TBS火曜ドラマ枠で過去最高の初回視聴率の10.2％を獲得。先週の第2話は12.1％と、TBS火曜ドラマ枠歴代最高記録を打ち立てていた。そして、25日の第3話視聴率は12.5％を獲得。初回から右肩上がりとなり、同枠歴代最高を更新する形となった。

25日は、テレビ朝日系で放送された「2016プロ野球日本シリーズ 日本ハム×広島・第3戦」が熱戦を繰り広げ、延長までもつれ込む展開、さらに中継の視聴率も17.5％と高視聴率を獲得していた。中継放送も延長され、試合が終了したのは22時30分頃。22時から放送の「逃げ恥」の裏番組にも食い込んでいた。

そうした中での「逃げ恥」2週連続TBS火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率更新。「逃げ恥フィーバー」が世に浸透してきたことを示す結果と言えそうだ。

「逃げ恥」はこれまでに、第1話放送日に公式サイトの閲覧数が1日で100万ページビュー超え、無料見逃し配信の合計再生回数が史上初のミリオンを達成、YouTubeで期間限定公開された、ドラマのエンディングで主題歌「恋」に合わせて豪華キャストが踊る「恋ダンス」フルバージョンの再生回数が500万回超えなど、次々と記録を打ち立てている。

さらに、リアルタイムで視聴しなくては解答できない「逃げ恥クイズ」や、作中に登場する料理を紹介する「クックパッド」とのコラボ、「情熱大陸」や「NEWS23」「サザエさん」などをパロディした演出など、視聴者を楽しませる内容も満載となっており、ネット上での評判も高い。

次週放送される注目の第4話は、みくり（新垣結衣）と津崎（星野源）の“契約結婚”が、とうとう津崎の後輩の風見（大谷亮平）にバレてしまうところからスタートする。みくりは、二人の関係が理想的だという風見の家でも働くことを決意し、津崎と風見がみくりを“シェア”するというまさかの展開に、さらに注目が集まり視聴率を伸ばしそうだ。

みくりと津崎にすれ違いが生じてしまう第4話。一体、“雇用主”と“従業員”の関係はどうなってしまうのか？ この先の「逃げ恥フィーバー」から、目が離せない。