アイドルグループ・乃木坂46の橋本奈々未（23歳）が、10月19日に放送されたラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」（ニッポン放送）で卒業を発表した。この放送はライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」でも生配信。深夜にも関わらず、15万人がその発表を見守った。

この日の放送には、乃木坂46から桜井玲香、橋本、生田絵梨花の3人が出演。番組内では、橋本が初めてセンターを務める11月9日発売の16thシングルのタイトルと楽曲が初公開された。

新曲のタイトルは「サヨナラの意味」で、番組で楽曲がオンエアされると、SHOWROOMのコメントには、「これは良い曲！」「かっこいいけど切なくて乃木坂っぽい」「シンプルに素晴らしい」との声が寄せられた。

その公開後、橋本から「今回のシングル、16枚目の『サヨナラの意味』の活動で、私自身の誕生日は2月20日なのですが、来年の誕生日を目安に、乃木坂46を卒業します」と、卒業を発表。

発表を受け、涙ぐみながら3人で語りあう中、橋本は「乃木坂46を卒業して、私は芸能界も引退します。一般社会で、普通の女性として生きていこうと思っています。なので乃木坂46の橋本奈々未として芸能界に入って活動をして、そのまま終わろうと思っています」と、芸能界からも引退することを明かした。

いつから卒業を考えていたかを訊かれると、「卒業は入ったときから」「元をたどると、卒業はつきもので、漠然といつか卒業するとは思っていて」と語った。

その後、オーディションの時や、メンバーとして活動をスタートした時のエピソードを振り返り、番組の後半では視聴者からのメールコメントを紹介しながら、普段の3人のトークが笑顔で展開され番組は終了となった。

新曲の初公開、そして橋本の卒業発表もあったということで、SHOWROOMの配信でも（同時に行われたVR配信も合わせ）15万人以上の視聴者数を記録。深夜にも関わらず、大盛況だった。