顔の角質除去に“尿”を使用する美容法が、欧米でジワジワと人気になっているようだ。

ユーロセラピーと呼ばれるこの美容法は、少量の自身の尿を顔に塗るというもので、ギリシャやエジプト、ローマ帝国などに古くから伝わる方法だという。

無料で、しかも自宅で手軽にできるとの理由から人気が急上昇しているというこの美容法だが、皮膚科専門医の中には「市販製品のほうが多く尿素を含んでいる」と指摘する声もある。

ニューヨークの専門臨床医シャー医師は「尿の主な成分は水分であり、尿素はごくわずかしか含まれていません。尿には5パーセント以下しか尿素が含まれていないのに対し、市販のスキンケア製品には10パーセント以上含まれています」とコメントしている。