GENKINGがKABA.ちゃんのドキュメントに号泣

2016/10/07 00:02 Written by Narinari.com編集部

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タレントのGENKINGが10月6日、性別適合手術を受け、8月に戸籍上の性別を男性から女性に変えたタレントで振付師のKABA.ちゃん(47歳)が出演した番組を視聴後、自身と照らし合わせ、性に対する思い明かした。

「ザ、ノンフィクション」と題したブログには、9月25日放送の「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)で取り上げられたKABA.ちゃんのことに触れ、「とにかく共感出来る部分が大きく、始まりから本当に涙が止まらなかった。最初から最後まで共感しかなく、自分と照らし合わせても似てる部分も多く痛いほど気持ちが伝わりました」とコメント。自らのこれまでの恋愛での苦悩や、オネエであることをカミングアウトした後の葛藤、LGBT(性的マイノリティー)に対する思いをつづった。

昨年3月に出演したテレビ番組でカミングアウトしたことを機にタレント活動をしているGENKINGは、「僕もデビューして1年ちょっとたつけど、1年目は何年も隠してた辛い部分をカミングアウトして、それでもまだ怖くて、ユニセックス系ですみたいな言い方をし、勿論、ファッションに限っては、メンズもレディースはしてたけど、心は女の子なのね。けど、そんな部分を完全には曝けだせなくて、スカートは履きませんとか、オネエなのにオネエって言われたくない!なんて強がってみたりして。本当はスカートも履きたかったしヒールもカツカツ履きたかったし。けど、言う勇気が持てなかった」と当時を振り返り、悩み続けていたことを告白した。

恋愛についても「恋をして惹かれる度にもっと女性らしくしたいって気持ちも強くなり、今年は去年に比べて見た目もファッションもかなり変わったの。けど、終わりはいつだって性が理由。相手も沢山悩ませたと思うし、何より僕も辛かった。女の子に生まれてたらなって何度も思った。付き合ってるようにやる事やって、喧嘩をして、やきもちもやいて、やっぱり付き合えないと言われ、それでも一緒に居てくれる彼に、もしかしたら気持ちが変わるかもって1パーセントの確率に期待をもったりして。期待なんかもっても、どうにもなんないって分かりながら、彼に本命が出来るまでの間だけで良いから一緒に居させてって強く願ってた。一体何に期待してんの?って感じだけど、次こそ、次こそは何か違うかもって思っちゃうのよね笑」と過去の経験も明かしている。

まだKABA.ちゃんとは会ったことがないGENKINGだが、「大先輩の生き方を見て、やっぱり改めて自分の人生を生きよう。かましてやろう!!って強く思いました。ありがとうございました。」と感謝の気持ちと自らの人生について強い決心をつづり、ブログの最後には、目を真っ赤にしたGENKINGの姿が公開され、「みんな本当にありがとう 愛してます」とファンへメッセージを送った。

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