マドンナが、自宅マンションの建物内に家族が入ることを禁止したマンションのオーナー側を訴えているという。
同マンションのオーナーであるザ・ワン・ウエスト・64thストリートが、マドンナ本人が自宅にいない場合、マドンナの子供たちおよびスタッフらの入室を禁じるという厳しいルールを施行したことに対して訴えを起こしていると報じられている。
12年前にマドンナが最初に同ビルへ入居した際には、ビルのオーナー側もマドンナの社会的地位やライフスタイルを理解していたため、他の人が滞在することを禁じてはいなかったというが、その4年後に購入したもう1つの部屋に対してこの禁止令が出されたようだ。
ニューヨーク・ポスト紙が入手したマンハッタン裁判所の書類によると、マドンナは「当時も今も私は変わらず世界的に有名なアーティストです」「当時、ワン・ウエストは私が世界中を飛びまわっており、他にも住居を持っていることを知っていたはずです」「ここは私が家と呼んでいる所です。ここには私が大切にしている所持品や芸術作品、絵、彫刻、特別な家具などの財産もある場所です」と主張しているようだ。
マドンナの弁護団は、居住者が自身の家を「肉親、ルームメイト、ルームメイトの子供たち」のために使うことができるという法律の下、弁護するつもりだという。
さらに裁判所に提出された書類の中には、ワン・ウエストは今までマドンナが家にいない時に誰かが滞在することを反対したこともなく、これは法的強制力のないルールであると記されているという。