歌手のグウェン・ステファニー(46歳)が、“原宿好き”の原点は「父親」と明かした。
2007年に楽曲「ハラジュク・ガールズ」でヒットを飛ばすなど、自身の音楽キャリアの中でも原宿文化への愛を表現しているグウェンだが、子供の頃に父デニスが日本から持ち帰った話や「宝」に触れていたことがきっかけとなり、その愛を育むことになったのだという。
グウェンはどのように自分のファッションスタイルを開花させたかについて、WWDに次のように語っている。
「父が日本に行ったら、宝物を持って帰ってきてたのよ。私達はそんな父の話を聞いてたわ」
「もちろん私が見つけるもっと前からあることなんだけど、原宿では、周りとは異なる、ユニークで、目立って、おかしくなる必要性と自己表現が存在したの。それって私もずっと大好きだったこと」
「洋服の買い物ってなると、『ママ、ショッピングモールには服を買いに行きたくない。100ドル頂戴よ。古着屋に言ってたくさん買うから』って言ってたわ」
また、2013年に自身のファッションブランド「L.A.M.B」を始動したグウェンは、その原宿ファッションへの「個人的な執着」により、自身の国籍さえも疑わしくなったことがあるようで、「小さな女の子だったときにそんなつながりがあったことや、(日本の)ファッションや伝統、文化、全ての現代的なものへの個人的な執着を持っているから、『何が起こっているの? 私は日本人であるべきだわ。私の場所よ。ここが大好き』ってところまで思ったわ」と続けた。