デヴィッド・ボウイのニューアルバムに、生前最後の作品となった3曲が収録されることになった。
ニューヨークで上演されたボウイのミュージカル「ラザルス」のキャストとバンドによる同名2枚組サウンドトラックアルバムが発売を控えているが、そこにボウイが生前最後にスタジオレコーディングした「ノー・プラン」「キリング・ア・リトル・タイム」「ホエン・アイ・メット・ユー」の3曲が収録されることがわかった。
この未発表音源3曲は、ボウイの「★(ブラックスター)」にも参加したダニー・マッカスリン率いるカルテットと共にレコーディングされ、ボウイとトニー・ヴィスコンティが共同プロデュースを務めた。
また、CDにはボウイによる「ラザルス」のオリジナルバージョンも収録される。
9月15日にロンドンで開催される2016年マーキュリー賞では、ボウイ追悼のために特別パフォーマンスが行われる予定だ。舞台「ラザルス」のメインパフォーマーであるマイケル・C・ホールが、ボウイの遺作となったアルバム「★」からの曲を同授賞式で披露することになる。
本アルバムは同賞にノミネート。ボウイにとって2002年作「ヒーザン」、2013年作「ザ・ネクスト・デイ」に続く3度目の同賞ノミネートとなる。