ボウイの遺灰「バーニングマン」で散骨

2016/09/13 05:33 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


デヴィッド・ボウイの遺灰が、米国の大規模フェス「バーニングマン」で散骨された。ボウイのゴッドチャイルドが 今年1月に69歳でがんのため死去したボウイの遺灰の一部を同フェスティバルに持ち込み、撒いたという。

関係者の1人はE!ニュースに「デヴィッドのゴッドチャイルドとデヴィッドは、バーニングマンが何を意味するのかなどと長い話をしていました。デヴィッドはフェスの背景にあるメッセージ性がとても気に入っていました」と話している。

バーニングマンは毎年ネバタ州に短期的に作られる街ブラックロックシティで、1週間にわたって開催されるイベント。「地域社会とアートの実験」と称されている。

イベント中、亡くなった友人や家族へ祈りを捧げるために会場に設置された寺院にて、ボウイの妻イマンの許可のもと、約70人が集まってボウイを追悼する小さな儀式が行われた。その参加者の1人は「自分たちのキャンプと寺院を車で行き来する間、デヴィッドの音楽を流しました。ほとんど全員がボウイ(おなじみの稲妻)のペイントを顔にしていました」とそのときの様子を語る。

その寺院は同イベントの最後に燃やされている。

そうした中、夫のみならず、4月には母親のマリアン・アブドゥルマジドも亡くしているイマンは先週、ニューヨークコレクションのトム・フォード秋2016コレクションのショーに、2人の死以来初めて公に姿を見せ、「グッドモーニング・アメリカ」にゆっくりと悲しみに折り合いをつけていると明らかにしていた。

同番組に対し、イマンは「難しい年だけど、持ちこたえているわ」と言うと、プレゼンターのジョー・ジーはイマンのことを「逆境に負けない人」だと讃えたが、イマンは「あなたがそう思うほどではないわ」と控えめな反応を示していた。

また、イマンはデザイナーのエディ・スリマンが、ボウイを追悼するために製作したネックレスがあることも明かしていた。

「私はこれを死ぬまでつけるの。エディ・スリマンが私のために作ってくれたの。『デヴィッド』とだけ表現されているの」

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.