俳優の温水洋一(52歳)が“妖精”に――。そんな不思議なストーリーが描かれる東京都下水道局のショートムービー「トーキョー・マンホール・ストーリー」が公開された。
全3話が同時公開となったこの作品のテーマは「人知れずの誰かの役に立つこと」。物語は平凡な日常を送っている大学生や会社員、体育教師の目の前に、あるはずもないマンホールが突然現れるところから始まる。
そして、不思議なマンホールと共にさえないおじさんの美津斉成(=自称マンホールの妖精)が出現。「人知れず誰かの役に立てば、幸せが待っています」と意味深なアドバイスを送る。
美津を不審がりながらも、幸せを手にするために「人知れずの誰かの役に立つって何だろう」と考え、行動する3人。3人は幸せを手にすることができるのか。それはどのような幸せなのか。東京を舞台に繰り広げられる、少しファンタジーで、笑いあり、時にハートフルな3作品だ。
今回の作品について温水は「初め脚本を読んだとき、不思議な話が大好きなので演じ甲斐があるなと思いました。実際の撮影では、3本とも登場シーンの撮影が楽しかったと感じています。日常生活でありえそうでなさそうなところにマンホールがある、それを開けたら後ろに私がいるっていう設定が面白かったですね。また、作中で雨の中水色の傘をさして印象的に消えていくシーンがあるのですが、ここはどのような仕上がりになっているか、私も楽しみです」とコメント。
また、最近行った「人知れず誰かの役にたったこと」を聞かれると、「ゴミとか落ちていると拾っちゃいますね、空き缶とか。いま思いつくのはそういうことですね(笑)」とにこやかに語った。
動画は特設サイトを参照。
//www.gesui.metro.tokyo.jp/kanko/video/tokyo_manhole_story.htm