“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが、「世界で最も稼いだ男優ランキング」で1位に輝いた。
フォーブス誌が毎年発表するこのランキングでドウェインは、2015年6月から2016年6月の間に6450万ドル(約65億円)という昨年度の2倍におよぶ額を稼ぎ出し、昨年の11位から一気に1位へ躍り出た。
「カリフォルニア・ダウン」、HBOシリーズ「Ballers/ボウラーズ」、「ワイルド・スピード」シリーズなどの出演料、さらには「ワイルド・スピード」第8弾と「ベイウォッチ」の出演料前払い金がドウェインを1位にのし上げたと見られている。
ドウェインはこの結果を受けて自身のツイッターで、「これについて2つ言いたいことがあるんだ。僕は7ドル(約700円)の給料から仕事をスタートしたんだ。そんな僕がこのように制覇することができるのなら、君にもできるってことだよ」とコメントし、自身の軌跡が人々に希望を与えることを願っているとファンに伝えた。
ほかの順位に目を向けると、中国映画で活躍するジャッキー・チェンが6100万ドル(約61億円)で今年も2位に。「オデッセイ」のマット・デイモンが5500万ドル(約55億円)で3位となった。
続いて5300万ドル(約53億円)でトム・クルーズが4位、4800万ドル(約48億円)でジョニー・デップが5位に入っている。
6位には4300万ドル(約43億円)でベン・アフレック、7位にはベンに800万ドル(約8億円)の差となる3500万ドル(約35億円)でヴィン・ディーゼルがランクインした。
昨年まで3年連続でトップに立っていたロバート・ダウニー・Jrが今年は3300万ドル(約33億円)で8位までランクを下げ、ボリウッドスターのシャー・ルク・カーンと同位となった。
10位にはこちらもボリウッドスターのアクシャイ・クーマーが3150万ドル(約31億5000万円)でランク入りしている。
先日、同誌は「世界で最も稼いだ女優ランキング」を発表しているが、4600万ドル(約46億円)でトップを飾ったジェニファー・ローレンスの結果は高所得男優ランキングの5位以下となっており、男女格差を見ることができる。
さらに男優の同ランキングを見ると18人の男優が2000万ドル(約20億円)以上を稼いでいるのに対し、女優はわずか4人のみだった。
☆2016年度世界で最も稼いだ男優ランキング(フォーブス誌調べ)
1位 ドウェイン・ジョンソン 6450万ドル(約65億円)
2位 ジャッキー・チェン 6100万ドル(約61億円)
3位 マット・デイモン 5500万ドル(約55億円)
4位 トム・クルーズ 5300万ドル(約53億円)
5位 ジョニー・デップ 4800万ドル(約48億円)
6位 ベン・アフレック 4300万ドル(約43億円)
7位 ヴィン・ディーゼル 3500万ドル(約35億円)
8位 シャー・ルク・カーン 3300万ドル(約33億円)
8位 ロバート・ダウニー・Jr 3300万ドル(約33億円)
10位 アクシャイ・クマール 3150万ドル(約31億5000万円)