チャットモンチーが映画主題歌書き下ろし

2016/08/24 06:02 Written by Narinari.com編集部

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ロックバンド・チャットモンチーの新曲「消えない星」が、映画「アズミ・ハルコは行方不明」の主題歌に起用されたことがわかった。

「消えない星」は、本作の脚本を読んだ上で、福岡晃子が作詞、橋本絵莉子が作曲を行った書き下ろし楽曲。2015年11月の武道館公演では、アンコールにて「まだこれからどうなるかわからない、赤ちゃんみたいな曲ですけど」という紹介の後、橋本&福岡の2人編成で初披露された。レコーディングは2人編成で行われ、CDリリースは映画公開に合わせた11月下旬を予定している。

チャットモンチーの橋本は「映画を観て、女性の、弱いところ、強いところ、情けないところ、負けないところ、変わっていくところ、全部に、そのまま自分と、変化していくバンドを重ねました。あっこちゃんからもらった歌詞に、歌いたいようにメロディーをつけて、二人で完成させました。映画館でたくさん流れてほしいです」とコメント。

また、福岡も「脚本を見て、迷わず歌詞を書きました。実はもう存在しないかもしれない星にも、ひとは願いをかけます。それぐらい事実なんてものは、人間にはあまり関係のないことなのかもしれません。ひとの中にあるそれぞれの真実が世界をつくっていて、それが美しいときと、どうしようもなく不条理に思えるときがあることを目の当たりにする映画だと思います」とコメントを寄せた。

「アズミ・ハルコは行方不明」は、2013年に発表された山内マリコの長編小説が原作。蒼井優、高畑充希、太賀、葉山奨之、石崎ひゅーいらが出演している。


☆「アズミ・ハルコは行方不明」ストーリー

物語の舞台は寂れた国道沿い。大型モール・洋服店・レンタルCDショップ・中古車店・ファミレスが並ぶ典型的な郊外の街で、ある日突然姿を消したOL安曇春子(28歳)。彼女が消えた街に、捜索願いのポスターをパロった落書きが不気味に拡散していく。そして、無差別に男をボコる謎の女子高生集団の出現。アズミハルコの失踪をきっかけに、交差するふたつのいたずら。これはアズミハルコの企みなのか。

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