さんまが語った高額ギャラ問題、松本人志も理解

2016/08/21 22:06 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52歳)が、8月21日に放送された情報番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。長寿番組「さんまのまんま」(関西テレビ)のレギュラー放送終了の理由として明石家さんま(61歳)が語った“高額ギャラ問題”に理解を示した。

31年半続いた「さんまのまんま」は、9月末でレギュラー放送を終了。10月以降はスペシャル番組として年に数回程度放送する予定とされているが、終了の理由をさんまはラジオ番組で次のように語り、芸能界の重鎮という立場であるがゆえの苦しい胸の内を明かしていた。

「今の放送局は不景気で。申し訳ないけど、オレ、ギャラ高いねん。頑張って下げたりもしたんですけど、もう下げきれず…という感じですね」
「ええねんで、オレはギャラなしでしゃべってもええねんけど」
「ほかのバランスを考えると、そういうわけにはいかない。オレが『ギャラいらない』と言って出ると、後輩たちが『さんまさんギャラとってないのに、お前らなんや!』ということになるんですよ。その辺がね、いつも後輩に怒られるところで、『下げないでくれ』と、『そのままいてくれ』と。そうしないと『我々給料上げてくれと言えない』っていう。みんなも生活あるから。その辺がものすごい悩みどころですね」

この話について、松本は「さんまさんのコメントを僕も見させてもらったんですけど、すごく僕は理解できるコメントやなと思いましたけどね。そうなんですよね」と同意。

そして「僕なんて極論、ノーギャラでも良いんですよ、本当に。テレビ。でも、それを僕が言ったとて、『はい、そうですか』とはならないし、相方(浜田雅功)…あいつは金の亡者じゃないですか」「例えば『ワイドナショー』、僕がノーギャラでやりますよと言ったら東野も困るもんね。『松本がノーギャラでやってるのに』って。なかなかね、難しいですよ」と、松本も抱えている同じような悩みを吐露した。

また、「さんまのまんま」が存続するためには「3本撮りをするという手しかないと思うんですね。そしたらたぶん月1回(の収録)で済むから、だいぶ制作費が安く上がるんですけど」とした上で、自身の“まとめ撮り”の経験を踏まえ「正直、もうキツイですよ」とも。

松本の場合、「『ダウンタウンDX』の2本撮り、本当にキツイもん」「できたら1本撮りにしたいもん。でも成り立たないでしょ、今は」と強い口調で語り、2本撮りの2本目の収録は「ヘロヘロのときある」と、いかに大変かを切々と訴えていた。

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