みのもんたが沖縄米軍基地問題について語る

2016/08/15 16:24 Written by Narinari.com編集部

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フリーキャスターのみのもんた(71歳)が、8月13日に放送されたニュース番組「みのもんたのよるバズ!」(AbemaTV)に、沖縄からの生中継で出演。米軍基地問題について語った。

この日、みのは「普天間飛行場、辺野古の移設、沖縄の基地問題を徹底討論したいと思います!」と力強くコメントし、在日米軍施設の7割以上が集中している沖縄からの中継がスタート。

みのは「まず、基地問題ですね。海兵隊の役割は何なのか。そもそも海兵隊は基地を持たない。海兵隊のためだけに基地を造るなどありえない。海兵隊の在り方を考えなければいけない」と指摘した。

続けて「他国も戦争をしたいと思わない。沖縄の負担とはなんなのか。沖縄の若者の意見も変わってきている」と、普天間飛行場移設場所についての意識調査について、10年前のデータと比較した沖縄県内の高校60校でアンケート結果を用いながら答えた。

また、笑いを通じて若い世代に基地問題を訴えるコント集団・お笑い米軍基地のまーちゃんも「うちなんちゅ(沖縄県民)の中でも対立が起きている。もともとは国としての問題なのに沖縄だけの問題のように扱われている」と不満を露わにした。まーちゃんのコメントを受けみのは「この問題は、やまとんちゅ(日本人)として考えなければいけない」とまーちゃんの意見に同調。

続けてみのは「日本が沖縄県を、沖縄県が国を訴えている」とコメントし、それを受け参議院議員の伊波洋一氏は「和解条項を話し合って下さいと裁判所から言われているが上手くいかない」と、辺野古移設をめぐる政府と沖縄県の対立が、再び法廷に持ち込まれることについて話した。

国が沖縄県に対して再び訴訟を起こすことを決め、和解が事実上振り出しに戻ったことを受け、みのさんは「日本と沖縄県がバラバラにならないことを祈っている」と真剣な面持ちでコメントしていた。

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