大黒摩季がついに復活「ら・ら・ら」大合唱

2016/08/15 13:27 Written by Narinari.com編集部

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2010年から活動を休止していたシンガー・ソングライターの大黒摩季(46歳)が8月13日、北海道の石狩湾・新港ふ頭で開催された「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZO」で復活。約8,000人の観客と共に、代表曲「ら・ら・ら」を全員で大合唱した。

この日のステージは、耳馴染みのあるイントロからスタート。大黒が復帰の最初に選らんだ曲は「熱くなれ」(NHK、アトランタ五輪テーマソング)だった。大黒が姿を見せると、この時を待ちわびていた超満員の大観衆から「お帰りなさい!」「待ってたよ〜!」という大歓声があがる。

復帰の第一声は「ホーム、ただいま〜!!!」。そして1996年の大ヒット曲「熱くなれ」をシャウトすると、さらに「DA・KA・RA」「チョット」「別れましょう私から消えましょうあなたから」「Halem Night」と大ヒットナンバーを続け、この時点で大黒の瞳は遠くからでもわかるほど、潤んでいた。

デビューから24年間という中で培われたライブの勘とパフォーマンスは、まるで2〜3日前までツアーをしていたかのようなステージを繰り広げ、約6年間のブランクを全く感じさせない。

活動休止中は病気との戦いが続き、「“大黒摩季”として復帰できるのか? という不安の日々の連続だった」と話す大黒。しかし、むしろ90年代、ヒット曲を連発していた時と何ら変わらないハイトーン・ボイスとパンチ力で、「RED STAR FIELD」の観客たちを魅了した。

「もう一度歌えるかな?って、何度も思っていたから、今日この場に立てるのは奇跡です!なまら楽しい(笑)」
「ただいま!って、つきなみですけど勇気出して良かったな〜、って思いました。」

そして、大黒が講師として育ててきた札幌スクールオブミュージック&ダンス専門学校のダンサーたちが登場する「永遠の夢に向かって」「あなただけ見つめてる」、ラテン・グルーブに盛り上がる「夏が来る」「いちばん近くにいてね」、さらに「Anything Goes」とヒットナンバーは続く。

復帰にあたって原点回帰を目指し、北海道を再出発のスタートに選び、そして、地元を愛し、地元に愛される大黒。次は、小樽市立菁園中学校の生徒たち18人が登場、本人も「一生歌っていくと思うこの曲」と語る「ら・ら・ら」を合唱する。彼女の思いに会場も合唱となり、この時、ステージと会場がまさに一体化した。

2010年8月にアーティスト活動無期限休止を発表し、子宮疾患の治療・不妊治療を続け、そして一般人として過ごして来た大黒。今回の復活に続き、10月16日(日)にもう一度、故郷・札幌で単独ライブを行うと発表し、観客を大いに沸かせていた。

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