さんまのまんま終了は高額ギャラが理由「制作費がオレに追いつかず」。

2016/08/07 10:49 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


タレントの明石家さんま(61歳)が、8月6日に放送されたラジオ番組「MBSヤングタウン土曜日」(毎日放送)に出演。先日、発表された長寿番組「さんまのまんま」(関西テレビ)のレギュラー放送終了の裏事情を明かした。

この日、リスナーから寄せられた「さんまのまんま」終了についての話題を取り上げたさんまは、「ま、スペシャル番組はやるんですけどね」とした上で、「ぶっちゃけた話をしますと、制作費が出ないんですね」と告白。

そして「今の放送局は不景気で。申し訳ないけど、オレ、ギャラ高いねん。頑張って下げたりもしたんですけど、もう下げきれず…という感じですね」「昼間の番組で、そんなに制作費出ないところを頑張ってやっていただいてたんですけど、ギャラはそうこっちも…ほかの番組のこともあるからそう下げてやるわけにもいかず」と、「さんまのまんま」終了という決断は苦渋の選択だったことを示唆。こうした状況を、さんまは「最近のテレビはね、とうとう制作費がオレに追いつかず」と表現した。

ただ、さんまのホンネの部分では「ええねんで、オレはギャラなしでしゃべってもええねんけど」とも。しかし、「ほかのバランスを考えると、そういうわけにはいかない。オレが『ギャラいらない』と言って出ると、後輩たちが『さんまさんギャラとってないのに、お前らなんや!』ということになるんですよ。その辺がね、いつも後輩に怒られるところで、『下げないでくれ』と、『そのままいてくれ』と。そうしないと『我々給料上げてくれと言えない』っていう。みんなも生活あるから。その辺がものすごい悩みどころですね」と、芸能界の重鎮という立場であるがゆえの苦しい胸の内を明かした。

「さんまのまんま」は1985年4月にスタートし、31年半にわたって放送されてきた人気番組。昨年4月から今年3月までの30周年イヤーを終え、ひとつの大きな区切りがついたとして、9月末でレギュラー放送を終了、10月以降はスペシャル番組として年に数回程度放送する予定だという。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.