イケア・ジャパンは8月1日から、食用ザリガニの販売を期間限定で開始した。
ザリガニは、イケアのふるさと・スウェーデンでは人気食材。19世紀初頭、同国の湖には多くのザリガニが生息し、“珍味”と評判だった。その評判は当時ヨーロッパの高級レストランにも広がって人気を呼び、大量に捕獲・輸出。しかし乱獲によって絶滅の危機に直面した結果、資源保護のため漁は8月と9月の2か月間のみに限定されることになった。
現在もザリガニ漁は8月と9月と定められ、解禁となる8月にはザリガニパーティーが開かれる。そんなスウェーデンの伝統と文化を日本でも楽しめるよう、そしてスウェーデン流の夏を感じられるようにと、今回、各店舗で食用のザリガニが限定販売されている。
店内のイケアレストラン&カフェでは「ザリガニプレート(3匹)」を提供。また、自宅用にはスウェーデンフードマーケットにて、「クレフトル 冷凍ザリガニ(1,000g)」を販売している。いずれもなくなり次第終了となるので、食べたい人はお早めに。