“日本一厳しい条例”に商工会が訴え、兵庫県芦屋市の屋外広告物規制。

2016/07/24 16:26 Written by Narinari.com編集部

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7月23日に放送されたニュース番組「みのもんたのよるバズ!」(AbemaTV)では、7月1日に施行された兵庫県芦屋市の“日本一厳しい条例”について取り上げた。

“セレブの街”と呼ばれる芦屋市では、「あまりにも厳しい」との声もある屋外広告物規制条例を巡り、景観問題に関する論争が起きている。この条例は屋上の広告物を全面禁止し、看板や店先の広告物のデザインを規制するもので、芦屋市の屋外広告の約4割が条例違反になるそう。そのため、住民からは反発の声が多数寄せられていた。また、条例に従わない場合は最大50万円の罰金もあり、スタジオの一同は、そうした点に驚きを隠せない様子だ。

条例に反対している芦屋市商工会の新谷勝彦副会長が中継で出演し、早速、みのが「条例の本当の狙いは何ですか?」と質問。新谷さんは「芦屋という街は高級住宅地として、商業的な看板は相応しくないというのが市の考え方ですね。何年も前に芦屋市は全市景観条例に指定されており、一部マンションの建設ができないなど、厳しい規制の中で芦屋という高級住宅地を守ってきました。市長からすれば、自分がいる間に厳しい条例をつくって、住み良い街づくりにしようという考えみたいですね」と答え、この条例の一番の問題は、市が商工会の意見を聞き入れることなく、一部の有識者の考えだけで強行採決してしまったことにあると訴えた。

みのは「芦屋という歴史のある街、芦屋独特の景観、そこで商売している商工会のみなさん、やっぱり三位一体じゃないけれども、どっかで意見が1つになって進まないとダメでしょうね」とコメント。そして「我々また、継続的に取材を続行しますので、よろしくお願いします」と締めくくった。

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