映画「プリティ・ウーマン」などで知られるゲイリー・マーシャル監督が7月19日、81歳でこの世を去った。マーシャル監督は脳卒中後の肺炎による合併症のため、カリフォルニア州バーバンク内の病院で息を引き取ったという。
遺族は声明文の中で「ストーリーを伝えること、人々を笑わせること、そしてソフトボールをすることが好きな人で、数々の選手権で優勝したものです。今年81歳にしても、自身のチームのために記録を塗り替えたくらいです」とマーシャル監督の人柄を振り返った。
マーシャル監督はジュリア・ロバーツをハリウッドの大スターにした「プリティ・ウーマン」だけでなく、テレビ界でも大ヒット番組を送り出しており、「ハッピーデイズ」やそのスピンオフ作で、故ロビン・ウィリアムズの出世作となった「モーク&ミンディ」などでもよく知られていた。
この訃報を受け、「ハッピーデイズ」にフォンジー役で出演したヘンリー・ウィンクラーやロビンの娘ゼルダ、そして2010年公開作「バレンタインデー」の出演者であるアシュトン・カッチャーなど数々の著名人が追悼メッセージを捧げている。
妻バーバラと3人の子供を残して逝ったマーシャル監督の葬儀はプライベートで行われることになるが、11月13日の誕生日近くには追悼式が予定されているという。