「佐藤二朗なう」が重版出来、ツイート書籍化を喜ぶ息子に無関心な妻。

2016/07/19 15:19 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


俳優の佐藤二朗(47歳)が7月18日、東京・渋谷のHMV&BOOKS TOKYOで初の著書「佐藤二朗なう」(AMGブックス)の発売記念イベントを開催した。トークショーとサイン会が行われ、初版1万部の同書の重版が決定したことも発表。佐藤は「めでたいことなのに、若干辱めを受けてるような気がするのは何でですかね」と半信半疑だったが、くす玉で祝福されると、「これ壮大なドッキリかと思ったけれど、そうじゃないことが今日分かりました」と、やっと喜びを見せていた。

佐藤はTwitterのつぶやきが書籍化されたことについて、「みんな、おかしいよ。だってさ、これが本になるのもおかしいし、本当に買う人がいるんだなって今でも思っている。嬉しいですけどね(笑)」と率直な感想。

そもそもTwitterを始めたのは「『マメシバ』シリーズの主演をやらせていただいているんですが、そのプロデューサーの人から宣伝のためにやってくれないかと言われまして。まったくSNSというものに疎かったんですが、今の時代を生きていく俳優として、あまり食わず嫌いせず、そういうのに絡んでいこうかなと思った」ことがきっかけだったという。

Twitterの更新にはガラケーを使用しており、「これまでの人生をガラケーで過ごされているのには何か理由がおありなのでしょうか?」との質問には「なんだその上から目線の質問は!そんなのは答えないよ!もう!(笑)。まあ、現場とかで、僕がツイッターをやっていることを知っているキャストやスタッフに驚かれます。それでツイッターやってるんですかって」とコメント。

現在使用しているガラケーは「6年半くらい使っていましたが、最近壊れてしまったので、買い換えました。(ガラケーを持ち)ニュータイプです。書籍の表紙のガラケーが6年半使ったやつです」とのこと、「こうゆう風に形になってしまうと、なかなか引くにひけないですね。シンボルマークです」とスマホにする予定はないようだ。

今回の書籍化について、周囲の反応は「木南晴夏や松井玲奈、『神の舌を持つ男』の堤幸彦監督も読んでくれたみたいです。驚くことに皆、30分で読み終わったと。堤監督にいたっては15分だったそうです。気楽に読めるという褒め言葉だと受け取っています(笑)」と絶賛(?)されているようだが、妻からは「無関心なんですよね。だた、本の初稿の挿絵が美系だったので、現実と違うからもっとブサイクにしてくれとお願いされブサイクにしました。嫁はすごい喜んでいましたね、バカっぽくて良いイラストだねって」と語っていたそうだ。

ちなみに、書籍化を一番喜んでくれたのは「息子じゃないですかね。今日も出かける時に『佐藤二朗なう!』っていってました」と、微笑ましいエピソードも。最後に「30分で読めます!(笑)一気に読んでも良いし、徐々に読んでも良いし、ちょっとお疲れとか、つらいことがあった時にクスッと笑える感じでこの本を利用していただければ幸いです。ありがとうございました!」との言葉で、イベントを締めくくった。

書籍「佐藤二朗なう」は、佐藤のツイッターの投稿をまとめた本。 佐藤のツイッターは開始1年間で10万人のフォロワーを獲得し、現在18万人を超えるフォロワーを獲得している。今回は、総計で48万リツイートと100万の「いいね!」を突破した投稿から厳選した117のツイートに、本人のツッコミを追加して書籍化した。価格は980円(税別)。


TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.