SCANDALのドラマー・RINAが初のスタイルBOOK、握手会では泣くファンも。

2016/07/19 11:57 Written by Narinari.com編集部

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ガールズバンド・SCANDALのドラマー、RINAが7月16日、初のスタイルBOOK「It's me RINA」(主婦の友社)の発売を記念して、福家書店新宿サブナード店にて発売記念イベントを行った。

このスタイルBOOKは“ヴィンテージ”をキーワードにした、RINAの私服全70体ほか、映画、本、写真、音楽などRINAの好きなモノが全て詰まった1冊。アーティストとしての一面とは違ったRINA自身のライフスタイルにフォーカスしている。“ヴィンテージファッション”大好きなRINAならではのビジュアル撮りおろしから、幼少期の写真、ロングインタビュー、100の質問企画など読み応えたっぷりの内容だ。

イベント前の記者会見では「私は普段、映画や写真集、自分で撮った写真からインスピレーションを受けて音楽に取り入れているんですが、その私の“元”になっているものをすべてギュッと詰め込んだ一冊になっています」とアピール。

もともとはファッション誌「S Cawaii!」(主婦の友社)での短期連載からスタイルBOOKの企画が持ち上がったため、「決まったときはすごくうれしかったですね。私はドラマーなのでスタイルBOOKなんて無縁のポジションにいると思っていたんです。こういうチャンスをいただけたことに、驚きながらもワクワクした気持ちをおさえきれませんでした」と、本書の発売が決まった時の気持ちを明かした。

また、テーマの“ヴィンテージ”については「2年ぐらい前から、古い映画を観るようになった影響でヴィンテージの洋服にハマりました。特に1960年代のヨーロッパの映画が好きで、作品の中に出てくる洋服を着てみたいと思うようになったのが、きっかけ」という彼女。

この会見で身に着けていた衣装も実は、自身の私服でコーディネートで、「今日はシックに黒で統一したヴィンテージを合わせてみました。ちょっとレトロにスカーフを髪に巻いているのがポイント」と話した。

また、お気に入りのページを聞かれると、映画「レオン」に登場するマチルダになりきったページをレコメンド。「ボブのウィッグを被って、マチルダになりきった写真はすごくお気に入り。バンドで活動しているとファッションによった撮影はなかなかないので、緊張しちゃって(笑)。でもその緊張感が映画の雰囲気にリンクして、すごくいい写真に仕上がったと思います」と照れながらも自信たっぷりに答えた。

100問100答のページでは、プライベートでも仲が良いというきゃりーぱみゅぱみゅや、モデルの舟山久美子、菅野結以も彼女に質問を寄せている。

また、自身のバンド・SCANDALのメンバーからは発売日にメールをもらい「『音楽以外にもRINAが好きなことをやっている姿が見られてとっても嬉しい』って言ってくれて、ぐっときちゃいました」と振り返った。

RINAが25歳の誕生日を迎える8月21日は、偶然にもSCANDALが結成した日。この日は10周年を記念して、結成の地・大阪で野外ライブも予定されている。

「私はミュージシャンも、もっと自由に好きなことをカタチにできるようになったらいいなと思っていて。そのひとつが、このスタイルBOOK。これからも新しいことに挑戦していきたいです。そしてこの本を読んでくれた人がライブにも足を運んでくれたらうれしいですね」と語った。

報道陣からドラマーだけにドラマに出てみたいということは? と聞かれると「大阪弁なので、ちょっとなまっている役しかできないかも(笑)。もし、女優さんとしても活躍できる場が広がるとしたらうれしいかな」と、さらなる野望も見せた。

握手会には450人を越える人が集まり、RINAの前で感動のあまり思わず泣きだす女性も。握手会に参加した人すべてに声をかけるなど、彼女の人柄が色濃く出た温かいイベントとなった。


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