ダーツを2本飲み込み自殺図る、“急所”から数ミリずれて命拾い。

2016/07/13 14:13 Written by Narinari.com編集部

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先日、中国では釘8本を飲み込み死にかけた男性の話が報じられたが、このたび報じられたのは10cmのダーツを2本飲み込み、命の危険にさらされることになった男性の話。いったい、どのような状況だったのだろうか。

地元メディアによると、この一件は6月中旬、湖北省の武漢市中心医院に男性患者が運び込まれたことで明らかになった。

当時、この38歳の男性は口が閉じられない状態で、喉の奥から血が溢れ出ていたそう。医師が患者の口の中を確認すると、プラスチック製ダーツの羽の一部分こそ見られたものの具体的な位置はわからず。口からすぐに引き抜くことは危険と判断し、ひとまずCT検査が行われることになった。

すると、ダーツの先は椎骨動脈からわずか数ミリしか離れておらず、かなり危険な状況にあることが判明する。仮にダーツの先が椎骨動脈に達していれば大出血し、救急隊員が駆けつける前に命を落としていた可能性もあったようで、手術は神経外科、集中治療科、耳鼻咽喉科・眼科、映像科、麻酔科などの医師たちと相談・協力して行う大変困難なものになったという。

最終的にベテラン医師たちの連携により、ダーツは摘出され、男性も一命をとりとめたそうだが、気になるのはそもそもなぜ男性がダーツを飲み込んだのかということ。

男性の家族によれば、男性はうつ病を患っており、ここ数日間は外出せず、食事も取らない不安定な状態にあったそう。そうした中、男性は本気で「死にたい」と思い、部屋にあったダーツを2本飲み込み、自殺を図ったようだ。

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