タレントの明石家さんま(61歳)が、7月4日に放送されたバラエティ番組「痛快!明石家電視台」(毎日放送)に出演。びわ湖放送で起きたという“視聴率ゼロ”の珍事について振り返った。

この日さんまは、びわ湖放送の“開局特番”を回顧。当時、吉本興業のオールスターで開局を盛り上げることになったそうで、さんまのほか、横山やすし・西川きよし、桂三枝(当時)、笑福亭仁鶴、オール阪神・巨人、島田紳助・松本竜介などなど、「とんでもないメンバー」が滋賀県に総動員された。
「テレビ見せなアカンねん。開局やから」。
しかし、あまりに豪華なメンバーが揃いすぎて開局イベントの会場に何万人も集まってしまい、「(全員集まって)誰もテレビ見てなかった」というまさかの事態に。
当時の社長が「あ〜ぁ…きょう誰も見てませんわ」と嘆く一方、会場は「大爆笑だったのを覚えてますね」と今でも記憶に残っているそう。また、ちょうどお笑いブームの真っ只中だったことも会場に人が集まりすぎた要因のひとつにあげ、「(テレビで)びわ湖の開局は誰も見てなかったという……」とまとめた。